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【ヨックモックとシガール】

先日、ヨックモックの看板商品である「シガール」を頂きました。クルっと巻かれたクッキーは、バターのふんわりした香りとサクサクした繊細な口当たり。調べてみるとこの独特の形状は、壊れやすい薄いクッキー生地に強度を与えるために開発されたものだそうです。

株式会社ヨックモックは1969年、百貨店向け菓子販売会社として設立され、日本橋三越本店に1号店となる店舗を出店します。現在まで続くロングセラーの「シガール®」も同年に発売が開始されました。シガールの原材料で一番多いのがバター。実はシガールの誕生当時、バターは高コストで流通経路の関係もあり、たくさん使うことは不可能とされていました。しかし、「菓子は人間の生活に欠くことのできないものである」「本物のおいしさをもつ高級クッキーをつくりたい」という創業からの想いが、バターを贅沢に使った高品質のクッキーを生み出しました。

ちなみに社名であるYOKU MOKUの由来は、スウェーデンの首都ストックホルムから北へ約800km、北極圏に位置する小さな町「JOKKMOKK(ヨックモック)」から。そこには素朴で家庭的な手作りのお菓子と、心温まるおもてなしがありました。読みやすくスペルをYOKU MOKUに変えてスタートしたこの社名には、まごころを込めたお菓子づくりへの強い想いが込められています。

こうしたこだわりから生まれたヨックモックの人気は国内にとどまらず、海外でも注目されています。海外1号店は1986年のアメリカ、ビバリーヒルズから。近年では、タイの百貨店や台湾の路面店に進出、2022年にはドバイに約5年ぶりとなる新店舗をオープンするなど、アジアや中東を中心に展開しています。

特に、イスラム教の戒律により飲酒をしない中東では、お茶やコーヒーとともに甘いものを楽しむ文化が根強く存在し、シガールのバターの豊かな風味と上品で繊細な味わいが現地の人々の嗜好にぴったりと合いました。オフィスや自宅ではトレーにお菓子を並べてもてなす習慣があり、パーティーや贈答用に個人でも100箱単位で購入したりも日常的に行われているそうです。

時代や国境を越えて、世界で愛されている日本のヨックモック。昔から知っているあの味が、海外でも人と人とのつながりを作り、「笑顔」と「おいしい」を生み出していると思うと、誇らしい気持ちと同時に、心がふっとあたたかくなりました。

HASAMI ブロックマグ
https://www.shokunin.com/jp/hasami/blockmug.html
YOKU MOKU
https://yokumoku.co.jp/

参考資料
https://business.ntt-east.co.jp/column/bizdrive/yoku-moku-uae-sales.html