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【麻という選択】

いよいよ“夏”の日差しを感じるようになりました。やはり夏は来るんだな~と、この暑さを思い出してきたところです。そしてさらに、日本は蒸し暑いのです。この蒸し暑さがなければどのくらい楽なのだろうと時々考えます。昼間はどんなに暑くても、「朝晩は涼しいよ~」と言える場所に住みたくなる日本の夏。少しでも快適な時間を過ごすために“麻”を使うようになりました。まずは麻のシャツです。蒸し暑さを感じるようになってから頻度が高くなり、麻のジャケットやシャツ、ワイドパンツなども涼しくて重宝しています。調べてみると、木綿が江戸時代に普及するまで、日本人の衣服のほとんどは麻でした。島国特有の高温多湿な環境の日本の夏(7月~9月)は、世界的に見てもトップクラスに麻の洋服が適している環境のようです。

世界各地でも熱波の情報を耳にしますが、日本と同じような気候が長く続く東南アジアの国々(タイ、ベトナム、インドネシアなど)でも、汗をかいても一瞬で乾き、風をスースーと通してくれる麻が大活躍。地中海地域(イタリア、ギリシャ、南フランス)では夏は乾燥していますが、日差しが非常に強烈です。強い日差しから肌を守りつつ、風を肌に感じて涼しく過ごすために、男女問わず麻を羽織るのが夏の定番。そして、中近東やアフリカの乾燥地帯(エジプト、UAE)、日差しが強すぎて半袖よりも薄手の長袖を着たほうが涼しいという地域では、麻は繊維が強く、長袖にしても軽やかで熱がこもりません。直射日光を遮りながら、体感温度を下げてくれるため非常に重宝されます。そんな麻を、この夏のご旅行などにも取り入れてみるのはいかがでしょうか?

食に関しても、七味唐辛子に入っている大きな粒は「麻の実(おのみ)」です。今では栄養価の高い「ヘンプシード」として注目されています。また、栽培においては、あえて水を与えなくても雨と光があれば育ち、天然繊維の中で最もサステナブルな素材と言えるのです。

当店にも、人気の岡井麻布商店の麻製品があります。我が家ではリネンコーヒーフィルターと麻ふきんを使っています。麻ふきんはお客様のお声に惹かれて試してみたところ、そのお話どおり本当に使用感が良いのです。第一段階では食器拭きにしていますが、シャリッとした手触りも良く、食器を拭くサイズ感も好みです。何より乾きが良いので梅雨時も気持ちよく台所仕事ができました。第二段階ではお掃除用にと思っていますが、なかなか弱ってきません。繊維のケバが残らずガラス拭きにも適しているようなので、こちらも楽しみです。使い分けも考えて色違いで揃えるのもいいかなと思っています。ご友人たちへのちょっとしたお土産にもお勧めしたい逸品です。そのほかにもリネン100%のINDIGO CLASSICのハンカチやつちや織物所の鍋つかみもございます。蒸し暑い日本の夏、昔から日本に伝わる“麻”で少しでも快適に過ごしていきましょう。

岡井麻布商店 麻ふきん
https://www.shokunin.com/jp/okai/fukin.html
岡井麻布商店 リネンコーヒーフィルター
https://www.shokunin.com/jp/okai/coffee.html
INDIGO CLASSIC ハンカチ
https://www.shokunin.com/jp/indigo/handkerchief.html
つちや織物所 鍋つかみ
https://www.shokunin.com/jp/tsuchiya/
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html

参考資料
https://www.muji.net/lab/clothes/110601.html
https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a33228931/linen-history/