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【上海散歩 黄浦江】

黄浦江(こうほこう)は、上海の中心を南北に流れて長江の河口へと注ぐ、上海最大級の都市河川です。巨大な淡水湖である太湖水系の出口となる河の一つで、全長113kmに対し面積2万4千km2と流域が広いことも特徴に挙げられます。上海が地方都市から中国最大級の国際都市へ発展する土台となった存在でもあり、歴史的にも重要な役割を果たしてきました。交通、貿易、金融、都市形成のすべてに深く関わっています。その河をはさむ両岸の景色は、全く異なる表情を見せていました。

東岸には上海ワールドフィナンシャルセンターをはじめとする金融エリアの超高層ビル群や、東方明珠塔(ドンファンミンヂューター/Oriental Pearl Tower)がそびえ建ちます。この塔は高さ468mのテレビ塔で、上海のシンボルタワーでもあります。3つの球体を串刺しにしたような形状で、球体には展望台が設けられた個性的なデザインがひときわ目を引きました。

西岸の景色は一転、旧市街エリアです。中国の伝統都市とも異なる19~20世紀の欧風クラシックな石造りの建物が建ち並び、ヨーロッパの港町のような雰囲気です。1842年の南京条約により上海が開港されると、イギリス、フランス、アメリカなどの外国人居留地がここに設置されました。この時に各国の都市景観が取り入れられ、西洋文化の玄関口として形成されたまち並みです。現在では上海を代表する歴史地区、文化エリア、高級商業街として機能しています。

夕暮れになると黄浦江から眺める上海のまち並みはライトアップされ、東岸はカラフルで華やかに、西岸はクラシカルな黄金色に輝く夜景が楽しめるそうです。未来都市のような躍動感と、激動の歴史を見守ってきた重厚な美しさ。その2つの表情を一度に包み込む黄浦江の雄大な流れは、今も昔も変わらず、訪れる人々を魅了し続けています。

参考記事
https://www.chinaviki.com/china-travel/attrations/Shanghai/Shanghai/Huangpu-River-Area/
https://plus.rurubu.jp/article/165798746
https://vectorfield.net/2018/02/16/%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E5%A4%96%E7%81%98-shanghai-bund/