









【雨の日の陶器市】
ゴールデンウィークに開催された波佐見陶器まつりと有田陶器市へ行ってきました。唯一休みが取れたその日は、なんと雨予報……。しかし、日にちを変えることもできず、「行けるところに行って雨でもとことん楽しもう!」と気持ちを切り替え、朝5時前に家を出発しました。
さすがにその時間帯は道も空いていて、渋滞に巻き込まれることもなく、最初の目的地であるマルヒロに到着。まだやさしい小雨程度で、並んだりもなく店内をゆっくり見て回ることができました。HASAMIのカラフルな器たちは、見ているだけで元気をくれるようで、朝からビタミンチャージをしたような気分に。
そこから有田方面へ。車を停めるころには、空の色も暗くなり、強めの雨が降り出していました。レインコートにレインシューズ、そして傘。準備万端のつもりだったのですが、やはり本降りの雨風の中を歩くのは大変です。雨宿りをするように、店から店へと移動しながら散策しました。歴史ある建物や街並みが、薄暗くもとてもすてきだったので、「晴れていたら、もっと景色を楽しめたのだろうな」と思うと、少し悔しくもありましたが、雨だったからこその美しい景色や、人と人とのやり取りもたくさんありました。
お店の前でガラス越しに器を眺めていると、店主の方が奥から出てきて丁寧に説明してくださったり、絵付けの様子を見せてくださったり。お昼に立ち寄った蕎麦屋さんでは、「ズボンがびしょびしょだから輪ゴムで裾を止めたほうがいいよ!」と輪ゴムをくださり、「頑張って」と励まされたり。体は少し冷えてしまっていましたが、心はぽかぽかで、いつもより夢中になって歩き回った気がします。晴天だと人がもっと多いと思うので、こんなにゆっくり見ることができるのは、雨の日の特権でしょうね。お気に入りの器とも、たくさん出会うことができました。
帰りは、有田町の立ち寄り湯「有田温泉」へ。衝撃的なぬるぬるのお湯に浸かると、体も芯から温まり、濡れたズボンの冷たさもすっかり忘れることができました。
あの一日の満足感は、とても大きなものでした。“雨だから行かない”という選択をしなくて、本当に良かった。少し甘く見ていた部分もあったので、雨の日に挑むときには、長靴と素材のしっかりしたレインコート、丈夫な傘は必須です。そして、雨の日でもチャレンジする冒険心もお忘れなく。
HASAMI
https://www.shokunin.com/jp/hasami/
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html