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【かつめしとレンゲフォーク】

兵庫県加古川市とその周辺地域において、多くの飲食店や家庭で親しまれている郷土料理「かつめし」。かつめしとは、洋皿に盛ったご飯に、叩いて平たくしたビーフカツをのせ、デミグラス系のソースをかけたもので、ゆでキャベツを添えるのが基本スタイルだそう。市外ではほとんど目にすることはありませんが、加古川では誰もが知る地域の手軽なご当地グルメのようです。

この料理の特徴であり、定義とも言える大きなポイントが、実は「お箸で食べる」ということ。かつめしの歴史は戦後間もないころ、加古川駅前の食堂から始まりました。当時、まだビーフカツが珍しかった時代に、「ナイフとフォークを使わなくても、お箸で気軽に食べることができる洋食」として考案されたのがルーツとされています。この手軽さが人々の心をつかみ、現在では地域で100店舗以上の飲食店が提供しているほか、学校給食のメニューに取り入れられたり、スーパーで専用のソースが販売され家庭に普及したりと、地域に深く根付いています。

お箸で食べることは、かつめしの原点であり魅力でもあります。しかし、実際に食べてみると、お皿に薄く盛られたご飯にソースが絡んでいるため、箸の先だけでは最後まできれいにすくい取るのが難しく感じる場面もあります。そんな食卓での小さなお悩みを解決してくれるカトラリーが、ヨシタ手工業デザイン室の「レンゲフォーク」です。

レンゲのように凹みがあるため、ソースが絡んだご飯を底からしっかりと、スプーンのように残さずすくい上げることができます。さらに、先端の一部はフォークになっているため、一口大のカツもしっかりと刺して、難なく口元へ運ぶことができます。お箸のように気取らず使えて、スプーンとフォークを一つにしたような使い心地は、かつめしを食べる際にも非常に便利です。もちろん、かつめしだけでなく、カツカレーなどにもぴったりですので、ぜひお試しくださいませ。

青龍窯 平皿
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/hirazara.html
ヨシタ手工業デザイン室 レンゲフォーク
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/cutlery.html

参考資料
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_4_hyogo.html
https://kako-navi.jp/katsumeshi.html