1

2

3

【鬼おろしで「キャロ活」を楽しむ】

「キャロ活」とは、人参を使ったキャロットケーキ(キャロケ)を楽しむ活動のこと。お気に入りのお店を巡ったり、自分好みの味を手作りしたり。このブームが本格化したのは2021年ごろ、コロナ禍での自炊やお菓子作りブームを背景に、健康志向の高まりや、SNSで目を引く「映える」断面の投稿が急増したことがきっかけだったそうです。

かつては子どもが苦手な野菜の代表格だった人参ですが、1990年代に甘みの強い品種が普及したことで、今ではフルーツ感覚でも食べられる野菜の一つとして定着しました。すりおろした人参をたっぷり混ぜ込むキャロットケーキは、しっとりとした食感に加え、スパイスやナッツの組み合わせにより生まれるバリエーションの豊かさも魅力です。

さて、一口に人参といっても、実は大きく分けて「東洋種」と「西洋種」の2種類があるのをご存じでしょうか?江戸時代初期に伝わった東洋種は、細長く、甘みが強くて肉質が柔らかいのが特徴で、煮物などに適しています。一方、明治時代に伝わった西洋種は、現在主流となっているオレンジ色で太く短い品種のこと。栽培しやすく洋食にも合うことから戦後に普及しましたが、終戦直後の食糧難の時代には、優しい甘さを持つ東洋種を使ってお祝いのケーキが作られていたというエピソードも残っています。

我が家で定番となっているのは、米粉を使い、ベーキングパウダーを使用せずにトースターで焼き上げるシンプルなキャロットケーキです。生姜とシナモンをたっぷり効かせ、甘さはやや控えめ。このケーキ作りに欠かせない道具が「木屋の鬼おろし」です。一般的なおろし金よりも刃が大きく鋭いため、人参を粗くおろすことができます。野菜の細胞をあえて粗く砕くことで水分が逃げにくくなり、加熱しても人参の食感が少し残り、本来の甘みを感じられるのが、この道具を使う最大の利点です。しっとりした米粉の生地に、鬼おろしでおろした人参の組み合わせは格別です。

木屋の鬼おろしはいくつかのショールームで展示しておりますので、ご来店の際にはぜひお手にとってご覧くださいませ。

[材料]
きび砂糖 大さじ2~3(お好みで)
卵 Mサイズ2個
ヨーグルト 大さじ1
米油 大さじ2
☆米粉 100g
☆重曹 小さじ1/2
☆シナモン 小さじ1/2(お好みで)
☆ナツメグ 少々(お好みで)
人参 中1/2本~(鬼おろしでおろす)
胡桃などお好きなナッツ、レーズン、千切り生姜など 全部で50g

[作り方]
1. ボウルにきび砂糖、卵、ヨーグルトを入れて泡立て器で混ぜる。よく混ざったら、米油を少しずつ入れてさらに混ぜる。
2. 別のボウルに☆の材料を入れて混ぜ、ふるっておく。
3. 2に鬼おろしでおろした人参、刻んだナッツ、レーズン、生姜などを加え、1と合わせ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
4. 型(野田琺瑯のレクタングル深型Mを使用)にクッキングシートを敷き、生地を流し入れる。
5. アルミホイルを被せ、トースターで約25~30分焼く。焼き色を見ながら調整する。

木屋 鬼おろし
https://www.shokunin.com/jp/kiya/onioroshi.html
野田琺瑯 レクタングル深型M シール蓋付
https://www.shokunin.com/jp/noda/
柳宗理 泡立て
https://www.shokunin.com/jp/yanagisori/awadate.html
柳宗理 ステンレスボウル
https://www.shokunin.com/jp/yanagisori/bowl.html
conte やくさじ
https://www.shokunin.com/jp/conte/yakusaji.html
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/

参考資料
https://www.kyodo.co.jp/local/2025-05-19_3937302/
https://news.cookpad.com/articles/55205