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【小樽の徽章(きしょう)とロゴマーク】

小樽駅を出てすぐ右手側、駅前交番のある壁に目を向けると、そこには小樽市の徽章が掲げられています。小樽へ引っ越してきた当初、このマークを見て少年野球チームのロゴみたいだなと思った記憶がよみがえり、改めて近くで見てみることにしました。

この徽章のデザインにはしっかりとした意味が込められています。星のように見える部分は、雪を象徴する六花(六角形の結晶)をモチーフにしたもの。そして中央の丸い形は、野球ボールではなく「小樽」の頭文字「小」を図案化したもので、1922年(大正11年)8月28日に制定されました。雪と「小」の組み合わせで小樽の自然と街のアイデンティティーを表現しているんですね。駅前を歩くとき、ちょっと立ち止まってこの徽章を眺めると、小樽という街の歴史やデザインの奥深さを感じられます。

そんな駅前の徽章を見たあと、もう一つ気になったものがありました。それは、2021年に誕生した小樽市の新しいロゴマークです。調べてみると、そのロゴは「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」という日本遺産のストーリーを象徴するものでした。小樽が心臓であることが伝わりやすいようにハートの形を取り入れ、ゴールドラッシュさながらの時代をディープカラーで表現しています。市民が誇りを持ち、観光や広報で活用できるように考えられた、まさに「北海道の心臓・小樽」を象徴するマークです。

駅前の徽章やこうした積極的な取り組みは、小樽という街が歴史や文化を市民と共有し、未来へつなぎながら進化している証です。次に小樽を訪れるときは、ぜひロゴマークを探してみてください。

小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html

参考資料
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020120700879/
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2021022500086/