






【京都迎賓館】
令和7年4月に開館20周年を迎えた、京都御苑内に佇む「京都迎賓館」。日本を代表する工芸品が散りばめられたこの施設は、ガイドツアー方式でめぐることができます。
京都迎賓館は、日本の歴史と文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客をお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に2005年(平成17年)4月に開館した国の迎賓施設です。日本建築の長い伝統の粋と美しさを現代の建築技術と融合させる「現代和風」の創造を目指して設計されました。日本の伝統的な住居である入母屋(いりもや)屋根と数寄屋(すきや)造りの外観で、建物や調度品には、数寄屋大工、左官、作庭、截金(きりかね)、西陣織や蒔絵(まきえ)、漆など、数多くの伝統的技能の匠の技が用いられています。
東京にある迎賓館赤坂離宮とともに国公賓などの賓客の接遇の場としての役割を果たしていますが、2016年(平成28年)7月から通年での一般公開を開始しました。現在は、原則事前予約で日本語ガイドツアーと英語ガイドツアーが実施されています。以前から京都人の知り合いに勧められていて、先日初めて行ってきたところ、大変良い時間で二千円以上の価値があると感じたので、皆様におすすめいたします。まずは、事前に内閣府京都迎賓館公式ウェブサイトの公開日程カレンダーから予約をし、当日は時間までに京都御苑内の「清和院休憩所」で参観受付を済ませます。休憩所に行くまでも京都御苑の自然を浴びることができ、中に入る前から清々しい気持ちにさせられます。
入る前にイヤホンを渡され、館内ではイヤホンからリアルタイムの解説を聞けるため、それぞれが自由に歩き回りながら静かに楽しむことができました。壁一面の織物作品、格子光天井、一枚板の漆のテーブル。日本の工芸品の精鋭たちが集まり、どこを見ても抜かりなく、ため息の出る洗練された美。今年は開館20周年で、普段は展示されていない原画や工芸品の特別公開や、特別ガイドツアーなども多く企画されており、来年の3月までは特に訪れるにはナイスタイミングかと思います。
私が参加した際のツアーの参加者は年配の方が大半で、予約制なので人数も程よく、ゆったりとした空気が漂っていました。京都迎賓館が通年で一般公開されていることは意外と知られていない気がしますが、海外から訪れる日本の文化やものづくりに興味のある方々はもちろん、若者から大人まで、京都を訪れる日本人全員にぜひ一度は訪れていただきたいスポットです。
京都迎賓館
https://maps.app.goo.gl/93SnEGv96xZJcU4U7
京都迎賓館 公開日程
https://www.geihinkan.go.jp/kyoto/visit/visit_calendar/
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/
参考資料
https://www.geihinkan.go.jp/kyoto/
https://www.cao.go.jp/press/new_wave/20250325.html