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【T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2025】

東京・八重洲、日本橋、京橋、銀座エリアを舞台に、都市型アート写真フェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2025」が、10月4日(土)から10月27日(月)まで開催されます。

東京の都市空間を活用し、国際的に活躍するアーティストの作品を展示することで、写真を通じた文化観光の促進を目指すイベントだそうです。国内外のアーティストが参加する企画展、育成プログラムも実施されています。

京橋駅近くの東京スクエアガーデンでは、すでに「写真集でたどる日本の女性写真家のまなざし」の展示と、写真集を中心としたブックフェアが先行して行われていました。

その中での展示の一つとして、アメリカ写真界の巨匠スティーブン・ショア(Stephen Shore)の作品が、日本で初めて大規模に東京ミッドタウン八重洲などで展示されます。

ショアは1960~70年代の「ニューカラー(New Color)」と呼ばれるムーブメントの中心人物で、従来白黒が主流だった写真美術界に対し、日常の「ありふれた色彩」をそのまま示すことで新しい美意識を提示しました。カラー写真を、単なる記録や広告・商業用の手段ではなく、芸術表現として扱った点でも先駆的です。

また、「写真作品×日本の工芸」として、手作り茶筒の老舗「開化堂」とのコラボレーション作品も展示されます。茶筒を作る前の真鍮板をパネル化し、その上にショアが初期に制作したポストカードシリーズ「Greetings from Amarillo, “Tall in Texas”」のオリジナル版を展示するという趣向です。

今年のテーマは「庭/Garden」。街を歩きながら、点在する庭のように作品を楽しむことができそうです。芸術の秋、銀座のショールームと併せて、ぜひ足を運んでみてください。

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
https://t3photo.tokyo/
銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html

参考資料
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000122315.html
https://photography-insight-lightweave.com/new_color