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【下鴨納涼古本まつり】

世界遺産である京都・下鴨神社の糺(ただす)の森で毎年開催される、「下鴨納涼古本まつり」へ行ってきました。森見登美彦原作のアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』の舞台となったことで、ご存じの方も多いのでは。

糺の森の美しく爽やかな緑の中に、京都・大阪・兵庫などから20余りの古書店が集まり、文庫や雑誌から学術書、美術書、江戸時代の古書、映画パンフレット、ポスター、絵本まで約80万冊の古本が並ぶ光景には、心躍らずにはいられません。野外のため、突然の土砂降りも多い京都の夏、今年は雨で中止となった日もありました。私が足を運んだ日は、到着前にちょうど雨があがり、ムンムンとした湿気と熱気の中で、目を皿にして本棚の背表紙に目を通していきました。

本好きのおじさま方をはじめとし、学生らしき方やたまに観光客らしき方、各々が掘り出し物を求めて本探しに夢中になっている様子は、なんだか微笑ましいものでした。ここでしか味わえない、いかにも京都の夏、な催し。暑さでベタベタになりながら、くまなく一周し、出店でアイスコーヒーを買って水分チャージ。収穫もありました。小川のせせらぎに束の間の涼を感じ、この古本まつりの開催場所が下鴨神社であるということに、改めて喜びを感じました。

下鴨納涼古本まつりは今年で38回目。毎年お盆の時期に開催され、「五山送り火」と合わせて足を運ぶ方も多いかと思います。実は夏だけではなく、「京都古書研究会」によって岡崎みやこめっせ、下鴨神社、百万遍知恩寺にてそれぞれで開催される古本まつりが「京の三大古本まつり」と呼ばれています。次回の開催は、百万遍知恩寺での「秋の古本まつり」。古書店はもちろん、神社や鴨川など街の中にも自然が多い京都は、本と相性のいい土地だと感じます。夏は少しずつ終わりに近づいていますが、涼しくなった読書の秋も、今から待ちきれません。

糺の森
https://maps.app.goo.gl/AFkmHrAVU5Wu2r658
京都古書研究会
https://kyoto-koshoken.com/
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/

参考資料
https://kyoto-koshoken.com/event/%E7%AC%AC38%E5%9B%9E%E3%80%80%E4%B8%8B%E9%B4%A8%E7%B4%8D%E6%B6%BC%E5%8F%A4%E6%9C%AC%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A/
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=4707