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【昭和の香り漂う小樽の老舗パン屋「亀十パン」】

小樽市入船町にある「亀十パン」は、1949年からずっと地元に愛され続けている、昔ながらのパン屋さんです。南小樽駅から徒歩5分ほどの場所にあり、入船通り沿いにひっそりと構える店舗は、どこか懐かしさを感じさせる佇まい。お店の中に入りショーケースに並ぶパンを見た瞬間、地元の高校の近くにあったパン屋さんを思い出させてくれ、学生時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を醸し出しています。

お店を始めたのは初代のご主人で、ほぼ独学でパン作りを始めたそうです。今では二代目のご夫婦と三代目の息子さんが力を合わせて、毎日パンを焼いています。家族で営むお店ならではの、優しい雰囲気がとても魅力的です。

そして、亀十パンのもう一つの特徴は、なんと言っても朝の早さです。開店は朝4時!まだ空が薄暗い時間から、焼きたてのパンが並び始めます。地元の漁師さんや早朝に動き出す人たちが、ふらっと立ち寄ってパンを買っていく姿は、小樽の朝の風景のひとつになっています。

店内には、惣菜パンから甘いパンまで種類豊富で、焼きそばパンやナポリタンパンは具がぎっしり詰まっていて、見た目もボリュームたっぷり、ほぼ焼きそばなのでは?と思ってしまうほどです。どれも手のぬくもりを感じられて、ついあれもこれもと手が伸びてしまいます。部活動の朝練や部活終わりに、こういうパンがお腹を空かせた学生たちにとても似合うなと想像してしまいます。私がもし学生で、近くに亀十パンさんがあったら、絶対に通っていただろうなと思い、小樽の学生が羨ましいです。

なかでも人気なのが「厚切クリーム」。ふわふわのパンに、自家製のバタークリームがたっぷりサンドされていて、厚切りと書いてあるだけに、2枚で約6センチありました。ピーナッツ風味がほんのり香るクリームは、甘すぎず、どこか懐かしい味わいです。「薄切クリーム」もあるので、軽めに楽しみたい方にはこちらをお勧めいたします。お値段もとっても良心的で、ほとんどのパンが200円前後。100円台のものもあって、つい買いすぎてしまうのも納得です。地元の人にとっては、子供のころから慣れ親しんだ味。観光に訪れた人にとっては、旅の思い出になるような、あたたかい出合いになるはずです。

お店には、イートインスペースはありませんが、近くには小樽公園や海沿いのベンチなど、パンを片手にのんびりできる場所がたくさんあります。天気の良い日には、パンを持って小樽の街をお散歩するのもお勧めです。レトロな街並みと素朴なパンの組み合わせは、きっと心に残る時間になります。

昔ながらの味を大切にしながら、今も変わらずパンを焼き続けている亀十パン。小樽を訪れたら、ぜひ早起きして立ち寄ってみてください。きっと、ほっとするようなパンと出合えるはずです。

その際は、小樽ショールームへもぜひお立ち寄りくださいませ。

亀十パン
https://maps.app.goo.gl/72PW3b8qL1J23EEN8
小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html

参考資料
https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010601/1016752/