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【マリネ】

南ヨーロッパの調理法として知られる「マリネ」。これは、肉や魚、野菜などの食材を酢やレモン汁などの調味液に浸す調理法、またはその料理自体を指します。この手法は世界中で広く親しまれており、たとえばペルーの白身魚を使った「セビチェ」や、ヨーロッパからアメリカ大陸に伝わり人気を博した「エスカベシュ」も、いずれもマリネの一種です。

「マリネする」という動詞の語源をたどると、古いフランス語の「marin(海の)」に由来し、もともとは海水に食材を漬けることが始まりだったと考えられているそうです。食欲が落ちがちな季節でも口当たりがよく、冷蔵庫で冷やしておけば、暑い日のおかずやおつまみにもぴったり。野菜や魚、肉など、食材を変えることでバリエーションも広がり、夏の食卓に彩りを添えてくれます。

マリネを作るときに必ず使っているのが、conteのまかないボウル180と、丸バット180の組み合わせです。ボウルに調味料を加えてマリネ液を作り、食べやすく切った材料を入れてざっくり和え、あとは丸バットで蓋をして冷蔵庫で冷やすだけ。これならサランラップを使わなくても済みますし、ボウルだけでなく同じステンレス素材の丸バットも冷蔵庫でしっかり冷やされるため、全方向からボウルに入れたマリネを冷たくすることができるように感じます。盛り付ける器もあらかじめ冷やしておけば、食卓に冷え冷えのまま出すことができます。

特にこれからの季節は、トマトやナス、ズッキーニといった夏野菜が出回りのピークを迎えます。太陽の光をたっぷり浴びた味の濃いトマトと、油との相性がよく加熱してもおいしいズッキーニを使ったマリネは、使うオイルや酢の種類を変えるだけで、洋風にも中華風にも和風にもアレンジ可能。メインディッシュやその日の気分に合わせて、さまざまなスタイルで楽しんでみてください。

トマトとズッキーニとオイルサーディンのマリネ

[材料(2~3人分)]
トマト 中サイズ2個
ズッキーニ 1/2本
オイルサーディン 1/2缶
にんにく 1かけ

(マリネ液)
オリーブオイル 大さじ2(お好みでオイルサーディンの油少々)
お好みの酢 大さじ1
黒胡椒 適量
塩 適量

[作り方]
1. 最初にトマトを角切り、にんにくをみじん切り、オイルサーディンを細かく切っておく。
2. ズッキーニを薄くスライスし、半月切りにしておく。
3. フライパンに少量のオリーブオイル(分量外)を熱し、ズッキーニを焼く。
4. 焼き上がったズッキーニ、切っておいたトマト・にんにく・オイルサーディンをすべてマリネ液に加え、ざっくりと和える。
5. 丸バットで蓋をして、冷蔵庫で10〜15分ほど冷やす。
6. 食べる前に味を見て、塩で調える。

conte まかないボウル 180・まかない丸バット 180
https://www.shokunin.com/jp/conte/bowl.html
fresco kasumi bowl S
https://www.shokunin.com/jp/fresco/kasumibowl.html
セビチェ
https://jp.shokunin.com/archives/52009446.html
エスカベシュ
https://jp.shokunin.com/archives/52022838.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%8D