

【暮らしに静かな彩りを添える一輪挿し】
スティルグリーンの一輪挿しが我が家に来てから、部屋の雰囲気がふわっと優しく、空間に静かな変化が生まれました。忙しい毎日の中でも、ふと目に入る小さな花が、思いがけず心をほっとさせてくれます。花器というより、空間に寄り添うアートのような存在で、静けさと美しさをそっと添えてくれるように感じます。
もともと私はお花に詳しいわけではなく、どこかハードルが高いものだと思っていました。花を飾るという行為は、特別な知識やセンスが必要なものだと勝手に思い込んでいました。でも、一輪挿しなら気軽に始められるんです。庭で摘んだ草花や、散歩中に見つけた小さな花を挿すだけで、部屋に自然にリズムが生まれるような気がします。季節の移ろいを感じながら、そのときの気分で花を選ぶのも楽しい時間ですし、たまにさりげなく花が香るので、香りからも日常のひとときに癒やしを与えてもらっています。実際にやってみて感じたのは、一輪挿しはただ花を飾るだけではなく、自分の感性や観察力を育ててくれるものだということ。その花を、どの角度で、どの高さで挿すかを考える時間が、ちょっとした瞑想のようです。特にシンプルなインテリアや和の空間には、一輪挿しの花がとてもよく映え、余白の美しさを引き立ててくれるような、そんな存在です。そして何より、花を選んで、器に挿して、静かに眺めるそのひとときが、私にとっては心を整える大切な時間になっています。花の命は短いですが、その儚さが「今」を大切にすることの意味を教えてくれるような気がします。日々の中で見過ごしてしまいそうな小さな変化や感情に、そっと気付かせてもらえます。
セラミック・ジャパンのスティルグリーンは、見た目は軽やかで繊細なのに、しっかりと安定感があって、初心者の私でも安心して使えました。どんな花を挿しても、なぜか絵になるんです。バランスを考えなくても自然と美しく見えるので、毎回ちょっと感動しています。花が細い一本でしたら底まで着く長さで花を切ったり、少し花を束ねて挿すときは、底まで入らないので短めに切るという感じです。そして縁取っているような形をしているため、照明や日暮れ時の影が、またいっそうお部屋を彩ってくれます。光と影のコントラストが、まるで時間の流れを映し出しているようで、見ているだけで心が落ち着きます。
商品名の「still green」には、「まだ青い=未熟」という意味が込められています、これから何かが始まっていくような、そんな前向きな気持ちにさせてくれます。使う人の暮らしに溶け込みながら、静かに存在感を放つその佇まいは、まさにアートピースのよう。実際に、世界の美術館でも取り扱われているというのも納得のデザインです。サイズごとに「ウォーター」「リカー」「ジャム」といった名前が付いていて、それぞれ形も個性も違うのがまた楽しいところです。日々の暮らしに自然と調和する美しさを持ち、インテリアとしても贈り物としてもおすすめできる逸品だと思います。我が家では、道端で見つけた小さな花をちょこんと飾れるように、一番小さいサイズをいつか迎えたいと思っています。
もし、お部屋のどこかにちょっと寂しいなと感じる場所があったり、暮らしに小さな癒やしを加えたいと思うときは、スティルグリーンを手に取ってみるのも良いかもしれません。きっと日常が少しだけ優しく変わるはずです。
セラミック・ジャパン スティルグリーン
https://www.shokunin.com/jp/ceramicjapan/stillgreen.html
小樽ショールーム
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