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【軍艦島デジタルミュージアム】

長崎県は野母半島の西方、長崎港から約18キロメートルの海上に浮かぶ、面積6.4ヘクタールの小島。それが「軍艦島」(端島)です。かつて海底炭鉱で栄え、日本の近代化を支えたこの島は、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に登録され、国内外から注目を集めています。

そんな軍艦島へタイムスリップしたかのような体験ができるのが「軍艦島ミュージアム」。館内に入ると、端島生まれの元島民の方によるガイドがありました。写真を指差し、「ここ!ここら辺に私は住んでいたんだよ!」と、より真実へ、ぐっと近づくお話をしてくださいました。上陸ツアーでは立ち入れない禁止区域も、巨大スクリーンやVRなどで、リアルに自分の目で見て、感じることができます。

展示されているモノクロの写真の数々にも、私は強く引き込まれていました。自分のルーツとは直接関係がなくとも、その時代を生きた人々の証が、さまざまなパーツとして刻まれており、その時代があってこその“今”に、感謝の気持ちがふくらみ、込み上げてくるものがあります。そして、シンプルに“頑張ろう”と思えた気がします。滞在したホテル近くにある「伊王島旧灯台基礎石組」の望遠鏡を覗くと、小さくではありますが、本物の軍艦島を確認することもできました。

いつの日か、上陸ツアーにも参加してみたいです。無人島となって51年。そこは、何を語りかけてくるのでしょうか。

軍艦島デジタルミュージアム
https://www.gunkanjima-museum.jp/
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/