


【香港のお粥】
旅行先での忘れられない料理の一つに、香港で食べたお粥があります。あの味が忘れられず、時折思い出しては作っています。
香港ではお粥が朝食の定番であり、日常に根付いた国民食でもあります。さまざまな具材のお粥があり、「皮蛋瘦肉(ピータンと豚肉)」が有名ですね。そのほかにも「鮮魚片(白身魚)」「鮮豬潤(豚レバー)」「鮑魚(あわび)」など豊富なバリエーションが存在し、選ぶ楽しみも魅力の一つ。お粥には「油條(ヤウティウ)」と呼ばれる揚げパンのようなものを浸して食べるのが一般的です。台湾では豆乳のスープにこの揚げパンを合わせますが、香港ではお粥と組み合わせるのが興味深いです。
私が香港で食べたお粥の思い出で特に印象的なのは、タイ米(ジャスミンライス)と生姜の香りです。食べたお店では、生姜をお粥に入れて炊き込んでいたと思います。この2つの素材を使うと、作っているときから香りが漂い、期待が膨らみます。ぜひ試してみてください。
作り方は、あらかじめ油をまぶした米を、乾燥した貝柱の出汁が入ったたっぷりのお湯に入れて「米の花が咲く」と称されるように米が割れるまで炊き込みます(もっと手軽に作るなら、頸粒の貝柱だしも使えます)。このようにしてできるお粥が、香港のお粥の基本形の「瑤柱白粥」と呼ばれるそうです。
お粥は胃腸に優しく、体を温めながら免疫力を高めてくれる食べ物です。朝食や日々の食卓にお粥を取り入れてみてはいかがでしょうか?
瑤柱白粥(干し貝柱のお粥)
[材料(2人分)]
米(ジャスミンライス) 1/2カップ
熱湯 600ml
米油(またはごま油) 小さじ2
貝柱だし(頸粒) 小さじ2
生姜 細千切り少々
塩 少々
[作り方]
1. 米を洗い、夏は30分、冬は1時間ほど(可能なら一晩)水に浸ける。
2. 吸水した米の水を切り、ボウルに入れる。塩と油を加えて軽く混ぜ、米全体になじませる。
3. 水600mlに貝柱だしを加え鍋で沸騰させる。沸騰したら、下味をつけた米を加える。
4. 再び沸騰したら弱火にし、少し蓋をずらして炊く。
5. 途中で混ぜながら、お湯が足りない場合は適宜足して調整する。
6. 少しとろみが出て、米が崩れたら完成。塩で味を調整する。器に盛り、お好みで小ねぎや千切り生姜をトッピングする。
松山陶工場 行平鍋 5号
https://www.shokunin.com/jp/matsuyama/
本間数勇商店 わら鍋敷き 小
https://www.shokunin.com/jp/honma/nabeshiki.html
白山陶器 平茶碗
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/hirachawan.html
一菱金属 すくいやすく注ぎやすいレードル
https://www.shokunin.com/jp/ichibishi/
参考資料
https://www.ncbank.co.jp/hojin/asia_information/chuzaiin_news/pdf_files/hongkong_061113.pdf
https://80c.jp/recipe/20140501-272.html
https://hkyousei.exblog.jp/22808376/
https://ja.wikipedia.org/wiki/油条
https://weathernews.jp/s/topics/201801/310205/
https://www.sotozen-net.or.jp/zen/eating/fushukuhanpo