



【爪の問題】
年々歳を重ねるとさまざまな問題が気になります。10年前、20年前には思いもよらなかったような問題が…。自分の体力、身体も経年変化を楽しみたいところですが、そうもいかない問題も発生してきます。今の問題は「爪問題」です。数年前から爪に縦線が目立ってきたり、薄くなってすぐ割れてしまったり、もちろん二枚爪にも悩まされています。
爪とは皮膚の一部で、髪と同じタンパク質の一種ケラチンで構成され、皮膚の角質が変化して硬くなったものです。1日で約0.1㎜伸び、半年から1年で全体が生え変わります。なかなか長い目で取り組み、ケアしないといけないと感じますね。
そして爪はただくっついているだけのものでもなく、感染症を予防したり、爪があることで細かい作業もできたり、触覚が鋭くなるため、爪は感覚器の補助的な役割も果たしています。「爪は健康のバロメーター」というように爪の変化で体調も分かるくらいですので、もっと労わらなければ!という気持ちにもなりますよね。というのも私たちが栄養をとると、まず生命維持に必要な臓器に栄養が優先的に回されます。それから体の中心から一番遠い場所にある手足の指先・爪へ送られるため、爪への栄養循環は後回しにされてしまうそうです。爪のダメージが出始めたら体が信号を送ってくれていると思って、食生活を見直しましょう!
まずはタンパク質はもちろんですが、ビタミン類(A・B群)、ミネラル類(亜鉛・鉄分など)は、ほかの栄養素とも協調して働くため、摂取バランスが崩れると爪に影響を与えます。そして水分不足や、カルシウム不足、ストレスなどからも影響を受けやすいそうです。それを知ってから、カルシウムの吸収を助けてくれるシリカやケイ素を多く含む、ホーステール(すぎな)茶を飲んだりもしています。骨粗鬆症予防にもなりますので、女性にもおすすめです。基本的に内側からしっかり整えましょう。
爪の切り方も最近は、手の爪は爪切りを使わずにやすりを使っています。いわゆる爪やすりやガラス製のものも使ってみましたが、今はワタオカの爪やすりに落ち着いています。とにかく爪をギコギコする回数を減らしたいと思い、約5倍の目の細かさというところに惹かれて使ってみました。注意書きにも削りすぎに注意とあるように、やはりとてもよく削れますのでギコギコ回数を格段に減らすことが可能になりました。もはやギコギコという言葉もふさわしくありません。削る際はほかの指で切る指が動かないように支えることもお忘れなく。そして3方向から目を立てているため、往復がけはもちろん、どの方向からでも微調整ができます。利き手でなくても削りやすくスムーズに行えるのです。
こちらの爪やすり、今では旅に出るときにも携帯し、引っかかりが気になったときには、即座に対応しています。爪を伸ばしすぎず、こまめに指先にも目を向けてあげることが大切かなと思います。爪はストレスが現れやすい場所でもあるので、自律神経を整えリラックス効果がある「爪もみ」なども、指先の血行がよくなるので爪を健やかにしてくれるそうです。お気に入りの香りを使ったオイルなどで行ってみてください。
当店で扱っているのは、シェア率95%のやすりの一大生産地、広島県呉市仁方における代表的な老舗のワタオカの爪やすりです。ぜひ試してみてください。職人さんの製作風景などの動画もございますので、商品ページも覗いてみてくださいね。ワタオカの爪やすりは、現在、三条・若松・小樽の各ショールームに展示がございます。
ワタオカ 爪やすり
https://www.shokunin.com/jp/wataoka/tsume.html
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/
参考資料
https://yumi-hifuka.com/tume/
https://carriere-nail.com/journal/15196/
https://halmek.co.jp/beauty/c/cosmetology/2180#head4