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【銀座名匠市】

今年も松屋銀座で「銀座名匠市」が開催されます。全国約90産地の伝統的工芸品が集うこの祭典、今回で3回目、2月の恒例行事になってきました。銀座という街は海外観光客の方も多く、銀座ショールームのある「奥野ビル」も連日海外からのお客様でにぎわっています。先日も、アジア各国はもちろん、アメリカやスウェーデン、ノルウェーのお客様も遊びに来てくださいました。

外国人約500人に聞いた「日本で体験してみたい伝統文化」について、というデータでは、1位が歌舞伎、2位は侍・殺陣、3位に忍者、そして7位に工芸が入っています。

工芸とは幅広い日本のものづくりのことを指します。たとえば、藍染めや金継ぎなどは日本ならではの伝統工芸と言えますし、陶芸やこけしの絵付けなども人気で、物を大切にする文化が根付き、外国人にも人気があり、その風習自体が興味深いそうです。

そんな海外からのお客様も多い銀座で開催される「銀座名匠市」、日本各地の「伝統的工芸品」や「ふるさと工芸品」の展示販売が行われます。「伝統的工芸品」とは5つの条件を満たし国が法律によって指定したものとなるようです。

1. 主として日常生活の用に供されるものであること。
2. その製造過程の主要部分が手工業的であること。
3. 伝統的な技術又は技法により製造されるものであること。
4. 伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること。
5. 一定の地域において少なくない数の者がその製造を行い、又はその製造に従事しているものであること。

おかたく書き出すと堅苦しいですが、改めてなるほど~と勉強になります。そんな逸品たちが勢ぞろい。技の実演やワークショップ、伝統的工芸品に込められた歴史・文化などの「逸品」ポイントを聞いて巡るガイドツアーなども企画されているようなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

銀座名匠市
https://meishoichi.kougeihin.jp/
銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html

参考資料
https://koreiiwaichiba.com/apps/note/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000099781.html