




【橙が大活躍】
寒さが本格的なこの季節は活動も控えめになってしまい、お正月のごちそう三昧でついつい食べ過ぎた体がなんだか重い気がします。体を温めながら健康的に体を軽くしようと、夕食はたびたび鍋料理にしています。たっぷりの野菜と豆腐やきのこを使うあっさり仕立ての鍋料理に、庭の橙(だいだい)が役立ちました。
庭に毎年実を付け、色づく橙。日本へは古くに中国から伝来したようです。「だいだい」の名前の由来は、実が落ちにくく、数年成熟した実を付けたまま、同じ樹に新しい実を付け代々(だいだい)と続くことからそう呼ばれるようになり、室町時代の後期に普及しました。子孫繁栄で代々家が続きますようにという願いが込められた縁起物として、お正月のしめ飾りや鏡餅のお飾りとして、毎年お正月に重宝されますが、食用としては出番が少ない果実でもあります。
橙の出番が少ない一番の理由は、酸味と苦味が強いため生のまま食べるには適していないこと。さっと気軽に食べられないので、庭木として存在感がある割についつい収穫も後回しにしがちです。
それが、ジューサーを使うようになってからは橙の活躍の場が広がりました。果汁を絞って、市販のポン酢や酢醤油など好みのたれに追加すると、慣れた味に酸味と風味が加わり、いつもと違う味わいを楽しめました。酸っぱい果汁には抗酸化力が強いとされるビタミンCやビタミンEが多く含まれ、疲労回復に役立つクエン酸も多いため、ほんの少し料理に足すだけでも、酸味が体にしみ渡り健康に近付いている気持ちになります。
東屋のジューサーは種が止まり下部に果汁が溜まるので、そのままドレッシングやたれ作りができ、注ぎ口があるため食卓でも使いやすく、その手軽さのおかげで健康を意識した食事を続けられそうです。
東屋 ジューサー
https://www.shokunin.com/jp/azmaya/juicer.html
松山陶工場 行平鍋 5号
https://www.shokunin.com/jp/matsuyama/
参考資料
https://www.japanfruit.jp/Portals/0/images/fruit/endemic/pdf/dai.pdf
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/daidai3.htm