【ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo】

本日はクリスマス・イブ。街なかの装飾もクリスマスムードたっぷりですね。もうサンタさんが来る年頃ではなくなりましたが、なんだかウキウキする気持ちは変わらずです。皆さんも、クリスマスに向けてツリーを飾ったり、パーティーのメニューを考えたり、プレゼントを用意したりと準備期間も楽しく過ごしているのではないでしょうか。そして、近年、日本各地でもクリスマスの準備をする時期になると「クリスマスマーケット」が開催されています。小樽ショールームのある小樽市の隣、札幌市でも毎年、大通公園の2丁目を会場としてクリスマスマーケットが開催されています。その名も、「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」で、クリスマスマーケット発祥の国とされているドイツにある都市ミュンヘンと姉妹都市提携をしていることから、ドイツの伝統とも言えるクリスマスマーケットを札幌市でも開催するようになりました。

クリスマスマーケットは、今では世界各地で開催されるこの時期の風物詩ともいえるイベントで、その起源は古く、発祥については諸説ありますが、17世紀のドイツの都市（どこの都市かというのも諸説あるようです）とされていて、クリスマスまでの期間を待ち望む期間である「アドヴェント（待降節）」に開催される、クリスマス準備のためのマーケットとして何世紀にもわたって行われてきた伝統ある行事です。ドイツでは、クリスマスになると離れて住む家族も帰省し、家族揃ってお祝いの料理を囲みながら一家団らんで過ごします。クリスマス当日は祝日で、街は、お店が閉まり出歩く人々もほとんどいません。日本の年末年始のようなイメージです。日本でも、お正月のために、お正月飾りを用意したり、おせち料理を準備したりと慌ただしくもなんだか楽しい期間があるように、ドイツでもクリスマスに向けて買い物をしながら食べ歩きもできるようなマーケットでクリスマスまでの期間を楽しんでいるようです。

札幌で開催されるミュンヘン・クリスマス市も本場ドイツの料理やグリューワインと呼ばれる赤ワインにシナモンやクローブなどのスパイスや砂糖で味付けをしたホットワイン、ホットチョコレートなどを味わいながら、クリスマスツリーのオーナメントやキャンドル、クリスマス雑貨などを買うことができます。ドイツの伝統的なものや、ドイツ以外の各国のクリスマスを彩る飾りなども販売されていて、各お店を見て回るだけでも楽しめ、クリスマスに向けて気分を盛り上げることができます。夜になると、屋台のイルミネーションが煌びやかで、温かみのある光に包まれます。そして同じく大通公園の1丁目から6丁目は「さっぽろホワイトイルミネーション」の会場にもなっているので、白い雪に映し出されるイルミネーションの華やかさを楽しむこともできます。寒さの厳しい札幌の冬ですが、寒い時期ならではの美しさを感じられるイベントでもあり、温かい食べ物や飲み物がお腹に沁みわたる幸福感を味わえるのもこの時期ならではです。実は、毎年恒例でミュンヘン・クリスマス市とホワイトイルミネーションに出かけるのですが、今年は日中に行ったのでホワイトイルミネーションは見ることができずでした。ですが、クリスマス市で毎年楽しみにしている「ハンセンのアーモンド工房」のロースト・アーモンドは絶対に買いたい！と思っていたので、今年もそれを購入。ドイツでは「Gebrannte Mandeln（ゲブランテ・マンデルン）」と呼ばれるドイツのクリスマスマーケットでも定番のお菓子で、コーティングの甘さとアーモンドの香ばしさで手が止まらないおいしさなんです。クリスマス市以外で売っているのを見たことがないので、1年に一度のお楽しみとして毎年買っています。それと、毎年クリスマス市で1つクリスマス飾りを買い足すのも恒例にしていて、今年はオーストリアのウイーンで作られているスノードームを購入しました。世界各国のクリスマスを彩る飾りが売られているので、そのときの気分で気に入ったものを購入しています。

もうすぐクリスマス、それが過ぎるとお正月。あっという間に過ぎていくまさに師走を実感する日々です。小樽ショールームの年内の営業もあと1日（12/29のみ）になりました。お忙しい中だとは思いますが、新しい年に向けて調理道具や食器を新しく迎えてみるのはいかがでしょうか。店内暖かくしてお待ちしております。

小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html

参考資料
https://www.sapporo.travel/white-illumination/event/munich/
https://japan.diplo.de/ja-ja/themen/willkommen/weihnachtsmaerkte-d-915162