【雪と灯り】
小樽の街にもいよいよ雪の季節がやってきました。小樽の冬といえば真っ先に思い浮かぶのはやはり、真っ白な雪に覆われた街がオレンジの灯りに彩られる「小樽雪あかりの路」の景色です。実は私自身「寒いし人も多いだろうし…」と北海道らしい冬のイベントにあまり足を運んでこなかったのですが、小樽ショールームで勤務を始めてからというもの、毎冬このイベントが楽しみになりました。雪に包まれた寒さと静けさの中、ゆらゆらと揺れるキャンドルの炎をぼーっと眺めている時間からは、なんともいえない癒やしを得られる気がします。イベントに集うたくさんの人々の楽しそうな声も、シャッターを切る音も、すぐ近くで聞こえているはずなのにどこか遠くに感じられ、終わりにはとても温かく満たされた気持ちで家路についたのを覚えています。
少し探してみると、北海道や東北、京都などのさまざまな場所で、このような雪と灯りのイベントが開催されていました。キャンドルが灯される台となるものは、「雪灯籠(灯篭・燈篭)」や「スノーキャンドル」などと呼ばれており、バケツ形のものや石灯籠を模したものなど、さまざまな形で作られています。氷で作られた「アイスキャンドル」が使われることもあります。イベント中に雪灯籠の製作体験を実施しているところもあるので、雪に触れて楽しみたい!という方は参加してみるのもいいかもしれません。また、ネット上にも作り方がいくつか紹介されていましたので、気になる方はぜひ検索してみてください。ここでは小樽青年会議所さんによる「バケツキャンドル」の作り方をご紹介したいと思います。また、丸めた雪玉をいくつか積み上げて、その中にキャンドルを入れる「雪玉キャンドル」というのもありました。こちらは道具も使わないのでより手軽に楽しむことができそうです。よろしければ雪遊びのレパートリーに加えてみてください。
さて、今年度の第27回小樽雪あかりの路は、2025年2月8日(土)~15日(土)に開催される予定です。各地の雪と灯りのイベントも1月末から2月にかけて開催されるものが多いようです。開催まではまだ少し期間がありますので、この冬の計画には、雪と灯りに包まれる幻想的な体験を追加してみてはいかがでしょうか?また、雪国のイベントに足を運ぶのはなかなか難しいなという方も、冬の寒い夜、少しの時間をキャンドルに火を灯して過ごしてみるのもいいかもしれません。そんなほっと一息の時間には、セラミック・ジャパンの星座マグをキャンドルホルダーとしてお使いいただくのもおすすめです。当店サイトやショールームにてぜひご覧くださいませ。
[用意するもの]
・雪、少量の水
・キャンドル
・バケツ、スコップ
[作り方]
1. バケツの中に雪を詰め、グッグッと押し固める。崩れにくくするために少し水を加える。
2. 真ん中に縦に穴を掘る。
3. キャンドルの入り口となる横穴を掘る。
4. 逆さまにして優しくバケツを外す。
5. 横穴からキャンドルを入れ、火を灯して完成。
セラミック・ジャパン 星座マグ
https://www.shokunin.com/jp/ceramicjapan/seiza.html
小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html
参考資料
http://yukiakarinomichi.org/ (小樽雪あかりの路)
https://www.youtube.com/watch?v=SH5DDz9yUtw (小樽青年会議所 バケツキャンドル・雪玉キャンドルの作り方)
https://jozankei.jp/event/yukitouro2025/ (以下、関連のイベント)
https://www.shimokawa-time.net/news/6953/
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_winter_yuki
https://yukidourou.yonezawa-matsuri.jp/
https://yukitouro.jp/