【お茶請け】
お茶と一緒に出すお菓子やお茶と合うお菓子のことを「お茶請け」と言ったりしますが、「請け」という漢字には「支える」「引き立てる」という意味があるそうです。砂糖が貴重だったころには、木の実や栗、干し柿などが出されていました。
それでは、お茶の味を引き立ててくれる以外のお茶請けの役割とは何でしょうか?実は、お茶を飲む前にお茶請けを先に食べることで、お茶に含まれるカフェインやカテキンなどの成分の刺激を和らげてくれます。そこには、胃への負担を軽減しながらお茶を楽しんでもらいたいという先人の知恵が込められていました。それもおもてなしの一つだったのでしょうか。お茶請けの存在は、ただの引き立て役ではなく「優しさ」でもあるんですね。
お茶請けの種類にもお茶の種類にも決まりはありません。誰に出すのか、どんなシーンなのかでも変わってくるでしょうし、自分がほっと一息つくために出すこともあります。
当店には、そんなお茶の時間を楽しむための商品がたくさんあります。急須にティーポット、湯呑、お茶請けをのせるプレートやお皿も。さまざまな場面に合わせ、組み合わせなどイメージを膨らませるとワクワクします。温かな飲み物とあたたかなひとときを。
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html
参考資料
https://yamarinseicha.jp/news/tips03