【morimotoのはかり売りパン】
昔からパン屋さんで量り売りを見つけるとワクワクします。ケースにたっぷり積まれた焼きたてのミニクロワッサンや、ラスクの山を前にしたときに感じるあのときめきは、共感してくださる方も多いのではないでしょうか。そんな私が最近小樽ショールームの勤務のたびに通っているのが、小樽駅前の長崎屋という商業ビル1階にあるmorimoto(もりもと)というお店です。
もりもとは北海道千歳市に本社を持つ製菓メーカーで、千歳市や札幌市を中心に道内に店舗を構えています。札幌圏にお住まいの方にはおなじみのお店かもしれませんね。1945年の創業以来、北海道の大地と人々の努力によって育まれた素材にこだわり、「旬の恵みがもたらすおいしさ」を大切にした和洋菓子やパンの製造を続けています。
もりもとには、北海道の特産品であるハスカップを使用した洋菓子「ハスカップジュエリー」や、千歳銘菓として50年以上にわたり愛され続けるブッセケーキ「雪鶴」など、北海道ギフトとしても人気の商品が数多く存在しますが、そんな中でも私のお目当てはもっぱら「はかり売りパン」です。はかり売りパンは、パン職人による手作りの本格派で、ひとくちサイズの小さなパンにたくさんのこだわりが詰まっています。季節に合わせて変化するバラエティー豊かなラインナップに心が躍ります。「お気に入りの定番は多めに。ちょっと気になる新商品を試しに一つ。甘いとしょっぱいの配分はどうしようか」。そんなことを考えながら、その日の私のための布陣を整えていく袋詰め作業は幸せそのものです。
お店は小樽駅のすぐ近くにありますので、たとえば空港までの道中小腹を満たすためにちょこっと買って帰るというのもいいかもしれません。量り売りパン好きの皆さま、北海道ではぜひmorimotoのはかり売りパンでときめきを味わってみてください。
morimoto 長崎屋小樽店
https://www.haskapp.co.jp/storelist/
小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html
参考資料
https://www.haskapp.co.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/もりもと_(菓子製造)