【幸せな朝の相棒、リネンコーヒーフィルター】
休日の朝は、おいしいパンと丁寧に淹れたカフェオレで、のんびり「おうちモーニング」をするのが、我が家のささやかな楽しみです。前日の夜から家族もなんとなくワクワクしていて「明日の朝は何のサンドイッチにする?」などという会話が交わされます。
そんなおうちモーニングのコーヒーを淹れるときに愛用しているのが、岡井麻布商店のリネンコーヒーフィルター。以前は使い捨てのペーパーフィルターを使用していたのですが、このリネンコーヒーフィルターに出会い、すっかり気に入って手放せなくなってしまいました。リネンのフィルターで淹れたコーヒーは、ペーパーで淹れたものよりもコクがあり、なおかつマイルド。ミルクとのなじみもとてもよいのです。あとから知ったところによれば、ペーパーフィルターはドリップの際にコーヒーの油分を吸収してしまうのだとか。あまりコーヒーに詳しくない私ですが、この味の違いには感動しました。
リネンフィルターは手入れが大変なのでは?とよくご質問を頂くのですが、とても簡単。コーヒーのかすを払ってから水かぬるま湯で洗い、しっかり絞って形を整え、干すだけです。正直なところ私も使い始める前は、ちょっと面倒かな…と心配していたのですが、食器を洗う手間と大して変わらず、負担なく使えています。時々気が向いたときに煮沸すると、よりスッキリ。麻という、丈夫ですぐに乾き、抗菌性にも優れた素材であるという点も、扱いやすさのポイントだと思います。ただし、毎回干すときにしっかりシワを伸ばしておくのだけはお忘れなく。麻はパリッと乾くため、変な形で乾かしてしまうとドリップがしにくく、適当に干したことを後悔したことがありました。
そんなこんなで、前より少しだけコーヒーに意識を向ける時間が長くなり、どうしたらおいしいコーヒーを淹れられるのかということにも関心が出てきました。コーヒーの淹れ方には本当にいろいろな方法があると思うのですが、こだわりコーヒーのお店で働く友人にコツを尋ねてみたところ、次のように教えてくれました。まず、沸騰状態から少し冷ましたお湯を、豆全体に行き渡るくらいにたっぷりと注ぎ、30秒〜1分ほど豆を蒸らします。そのとき下に落ちたお湯は捨てること。蒸らし終わったら、ゆっくりドリップします。カフェオレの場合は、内巻きと外巻きの渦を交互に描くように、少しずつお湯を注ぎます。お湯の量や渦の間隔、時間などはできるだけ均等になるようにするのが良いそうです。遊び心で練習しているのですが、同じように淹れたつもりでもなぜか毎回少しずつ味が違ってしまいます。マスターには到底なれそうにありませんが、うまくいってもいかなくても、今日はどうかな…?と心を傾けて味わう時間はなんだかぜいたくに思えます。
話が脱線してしまいましたが、この小さなお気に入りが日常に加わったことで、休日の幸せがちょっぴり深まりました。そんなおすすめのリネンコーヒーフィルター、普段使いはもちろん、コーヒー好きの方へのちょっとしたプレゼントにもいかがでしょう?
岡井麻布商店 リネンコーヒーフィルター
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