

【やかん展】
“たかが水を入れてお湯を沸かすだけの道具なのに、何故こんなユニークなかたちが生まれてくるんだろう”と始まる「やかん展」。知る人ぞ知る“やかんコレクター”でもある、人形作家の粟辻早重さんの大好きな“やかん”たちが松屋銀座に集合しています。これだけのやかんを一度に見れるのも驚きの企画展です。
粟辻早重さんは、テキスタイルデザイナーの故・粟辻博氏の奥様。お子さんが誕生してから人形作りを始め、「布偶」「ふとっちょさん」などのポップでワクワクする個展を開かれています。今回の「やかん展」も、150点以上のコレクションの中から選ばれた先鋭たち、それにまつわる旅やご友人たちのエピソード。その横には、今にも飛び出してきそうな愛らしいやかんちゃんたちのイラストが会場を盛り上げてくれています。個人的には、トルコの注ぎ口が2つある不思議なやかんや、ターコイズ色やフォルムがお洒落なイギリス製のやかんが気になりました。やかんちゃんキーホルダーが販売されていたら間違いなく購入していたと思います。そのほかにも、大徳寺・聚光院へ行かれた際に頂いてきたという年季の入ったやかんや、旧日本海軍のどっしりと趣きのあるやかんなど、いろいろな時代を語ってくれそうなものもありました。ひとつの暮らしの道具“やかん”に愛着を持ち、少しだけ見方を変えただけでストーリーが生まれ、世界が広がっていく!そう思うとまだまだ私たちの周りには“面白い”が山積みな気がします。
当店でもさまざまなやかんを取り扱っています。東屋の銅のやかん、柳宗理のステンレスケトル、工房アイザワのストレートケトル、野田琺瑯のアムケトル。どのやかんたちも表情豊かに毎日一緒にいてくれます。経年変化なども楽しみながら、自分の特別な存在になることでしょう。サイト画面の左下の検索の中に「やかん」「ケトル」というように気になっているアイテムを入力してみてください。すてきなご提案ができると思います。
東屋 銅のやかん
https://www.shokunin.com/jp/azmaya/yakan.html
柳宗理 ステンレスケトル
https://www.shokunin.com/jp/yanagisori/kettle.htm
工房アイザワ ストレートケトル
https://www.shokunin.com/jp/aizawa/kettle.html
野田琺瑯 アムケトル
https://www.shokunin.com/jp/noda/kettle.html
銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html
参考資料
https://www.matsuya.com/ginza/news/2024/0903/design-gallery1953-790/ (松屋銀座「粟辻早重とやかんたち」展)
https://ja.wikipedia.org/wiki/粟辻早重