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【フィリピンのアドボ】

フィリピンの国民食といわれる代表的な家庭料理の一つ、「アドボ」。熱帯の気候の下で、塩や酢を使って調理したり保存性を高めるための下ごしらえをすることは、現地で古くから行われてきました。アドボというのは、スペイン語で「漬ける」を意味する「アドバル(adobar)」が語源で、肉、魚介類、野菜などを、酢、塩、醤油、にんにくでマリネしたあと、焼いてから煮込んだものです。

材料は、骨付きの鶏や豚などを使うことが多く、酢を用いた調味液を使うことで肉が柔らかくなります。酢と醤油をメインに砂糖の甘みも加わった味は、日本人にもなじみが深く、ご飯にも大変よく合います。その豊かな風味は、これから迎える暑い夏に低下しがちな食欲を高めてくれること間違いありません。

小笠原陸兆のフィッシュパンは、手羽元に焼き色をつける、野菜を炒める、蓋をして煮込む、というアドボの調理法にぴったりな道具。ソースをしっかり煮詰めたら、ぜひ炊きたてのご飯と一緒に盛り付けて食べてみてください。醤油とお酢は慣れ親しんだ味ですが、黒胡椒やにんにくやローリエと煮込むことで和食にはない風味が感じられます。日本と同じ島国であるフィリピンの「家庭の味」をご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか?

小笠原陸兆 フィッシュパン
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/fishpan.html
松山陶工場 煮込み鍋
https://www.shokunin.com/jp/matsuyama/pot.html
一陽窯 小皿
https://www.shokunin.com/jp/ichiyou/plate.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%9C
https://philippinetravel.jp/filipino-recipes/chicken-adobo/ (レシピ例)
https://delishkitchen.tv/recipes/481160722324128897 (レシピ例)