左右対称の美しいビルです。小樽運河を見守り続けて90年。このビルは、のちに合併し商船三井となる嶋谷汽船の分離会社・嶋谷商船の社屋として、1933年(昭和8年)に建築されました。
小樽初のテナントビル「三井船舶ビル」として多くの海運会社の事務所が入居、3階には石原慎太郎氏・裕次郎氏のお父様が支店長を務める山下汽船がありました。
花崗岩で装飾された玄関周りや4階のアーチ窓に見られるように、昭和初期の装飾性に富んだ建築様式が印象的な小樽市指定歴史的建造物です。
小樽ショールーム
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