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【フランスのサラダ「タブレ」】

フランスでは「タブレ」という夏にぴったりな料理があります。フランスでも国民的人気を誇る料理ですが、その起源は中東周辺にあります。昔からフランスと中東の関係は深く、料理文化もお互いに影響し合いつつ、タブレ(アラビア語での発音はタッブーレ)は中東からフランスに伝わり、やがて万人に浸透していきました。

タブレは、細かく刻んだパセリのような香りのある葉野菜と、お湯で戻したブルグル(小麦を湯通しして乾燥させたもの)が主体のサラダです。トマト、ミント、玉ねぎなども加えて、オリーブオイル、レモン汁、塩、甘唐辛子で味付けします。

これがフランスに渡ると、ブルグルをより入手しやすい世界最小のパスタ「クスクス」で代用するようになりました。今日のフランスのスーパーやデリカッセンでは、タブレを入れた箱が何種類も並び、当たり前のようにフランスの料理として扱われています。フランス人にとっておふくろの味とも言えるタブレですが、日本のスーパーで手に入る材料を使って簡単に作ることができます。

conteのまかないボウルとまかない丸バットは、クスクスを蒸らすのにちょうど良い組み合わせ。ボウルに入れたクスクスに熱湯を注ぎ丸バットで蓋をすれば、ラップを使わなくてもしっかりと蒸すことができます。もちろん出来上がったタブレを冷蔵庫で冷やしたいときも、蓋をしてそのまま入れれば良いので、すぐに保存容器になる優れものです。お気に入りの器に盛り付けて、中東やフランス、そして世界で愛される味覚を楽しんでみてください。

残暑で少し体が疲れ気味なこの時期こそ、野菜たっぷりのタブレで元気を取り戻してみてはいかがでしょうか?レモンの酸味と香味野菜の風味が、さっぱりとしたサラダの味を引き立ててくれます。

[材料(2~3人分)]
クスクス 2/3カップ
オリーブオイル 大さじ1
熱湯 1/2カップ弱

トマト 1個
きゅうり 1/2本
パセリ 1袋(お好みでイタリアンパセリ、パクチー、セロリなども可)
紫玉ねぎ(または玉ねぎ) 1/2個

※調味料
塩 小さじ1/2弱
黒胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ1
レモン汁 大さじ1弱

※お好みで
白ワインビネガー
ホットソース

[作り方]
1. ボウルにクスクスを入れ、塩、黒胡椒、オリーブオイルで下味を付ける。
2. 1に熱湯を注ぎ入れ軽く混ぜ、蓋をして10分程度蒸す。
3. 紫玉ねぎはみじん切りに、トマトときゅうりは小さめの角切りにし、パセリ(今回はパセリとセロリの葉を使用)はみじん切りにする。
4. 蒸し終えたクスクスをヘラでほぐし、3の野菜をボウルに入れて混ぜる。
5. 4に調味料を加え、よく混ぜて出来上がり。お好みで白ワインビネガーやホットソースをかけてどうぞ。

conte まかないボウル180・まかない丸バット180
https://www.shokunin.com/jp/conte/bowl.html
大久保ハウス木工舎 調理匙
https://www.shokunin.com/jp/okubo/saji.html
fresco kasumi bowl S
https://www.shokunin.com/jp/fresco/kasumibowl.html
大寺幸八郎商店 かなまり 中
https://www.shokunin.com/jp/otera/kanamari.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%AC
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AB
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2020/11/post-12056.html
https://recipe.tirakita.com/recipe/451/%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC (参考レシピ)