



【京都で出会うポルトガルの味】
京都は北野天満宮、大鳥居の横にあるポルトガル菓子の専門店「カステラ ド パウロ」。卵黄がたっぷり使われ、濃厚なうまみがぎゅっと詰まったポルトガルの伝統菓子を販売されています。元造り酒屋の蔵を改装したお店に一歩足を踏み入れると、そこは日本家屋でありながらまるでポルトガルのカフェのよう。この日は2階のカフェコーナーで、SNSで目にして以来ずっと食べてみたいと思っていたポルトガルの豚肉サンド「ビファーナ」を食べてきました。
自家製のパンにぎっしりとはさまれた豚肉のボリュームにも驚きを隠せませんでしたが、口の中に広がるおいしさと日本では味わったことのない独特の風味に、文字どおり夢中になって食べました。ポルトガルのマデイラ諸島で造られているマデイラ酒やワインとの相性も抜群で、ポルトガルの音楽をBGMに聴きながら味わっていると、京都のこの空間がまるでポルトガルとつながっているかのような不思議な感覚に。一緒に注文したチキンパイや干しタラのコロッケも、食べ終わってしまうのがもったいないおいしさで、お腹を空かせて行って本当に良かったと思えた午後でした。
これから始まる秋は、散策や散歩にもぴったりな季節。北野天満宮の東参道に広がる上七軒の街並みを通り抜け、天満宮の横を南に行ったその先の白い建物が「カステラ ド パウロ」です。今出川ショールームからは徒歩約22分のところにあります。パスポートを持たなくても、ドアを開ければそこはポルトガル!ぜひ本場の味を味わってみてください。
カステラ ド パウロ(Castella do Paulo)
https://castelladopaulo.com/
今出川ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/imadegawa.html