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【鹿児島県奄美地域の油ゾーメン】

夏の定番食材のそうめん。冷たいめんつゆに、好物の薬味とわさびをたっぷり入れて食べるのは大好きなのですが、夏の後半にはどうしても飽きがきてしまい、毎年のように新しい味と食べ方を探すことになります。そのため、今年は早くからそうめんレシピのバリエーションを増やそうと、郷土料理として日本各地で食べられてきたそうめん料理に着目してみることにしました。

鹿児島県奄美地域の「油ゾーメン」は、豚肉や野菜をそうめんと一緒に炒めた郷土料理。ニラや玉ねぎ、にんじんなどの野菜や豚肉などを茹でたそうめんと一緒に炒めたもので、いりこ(煮干)から出るだしとごま油の風味が香り高く食欲を刺激します。冷蔵庫に少し残った野菜などを組み合わせても作れるので、ちょっと小腹が空いたときにも良さそうですね。栄養たっぷり、具沢山で食べ応えもよし、調理時間もそんなにかからないので忙しいお昼どきには嬉しい献立になるのではないでしょうか?ちなみに奄美地域では、「八月踊り」という行事の際に欠かせない伝統料理で、油ゾーメンを大皿に盛り、集まった人々で取り分けて食べるのが恒例だそうです。

小笠原陸兆のフライパンは、具がたっぷりの油ゾーメンを作るのにおすすめの調理器具。炒めた豚肉や野菜に100g程度の茹でたそうめんを加え混ぜながら炒めれば、1人前から少なめの2人前まで調理することが可能です。火が通りやすいように普段なら短冊切りにするにんじんも、ヨシタ手工業デザイン室の千切りピーラーで短めの千切りにすると簡単です。鉛筆を削る要領で、にんじんを回しながらピーラーの刃を当てるのがコツですので、下ごしらえの際にぜひお試しくださいませ。

小笠原陸兆 フライパン
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/fryingpan.html
ヨシタ手工業デザイン室 千切りピーラー ※原材料費の高騰に伴い、2023/8/1に値上がりいたします。
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/peeler.html
conte まかないボウル 130
https://www.shokunin.com/jp/conte/bowl.html

参考レシピ
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/mamoru-onoda/2020-00316
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/aburazomen_kagoshima.html