


【塩納豆】
塩麹、玉ねぎ麹、ひしおが我が家の定番調味料となってしばらく経ちました。いろいろな容器を使って発酵調味料を仕込んでは、毎日様子を見るのが楽しみになっています。ひしおは一陽窯のフードコンテナで、そして塩麹には、ささやかのカップメンカップがとても便利です。
カップメンカップは、一人でカップメンを食べるときの少し寂しい気持ちを解消するために製作された、ユニークな専用カップ。釉薬をかけない焼き締めのナチュラルカラーで、ろくろで一点ずつ手作りされています。カップメンには必須の「蓋」も、歪みを防止するため手や板で叩いて粘土を鍛える「叩き」を用いて作られました。
そんな焼き締めのカップメンカップは、蓋をしても密閉されることがありません。そのため、発酵に必要な適度な空気を確保することができ、菌にとって好ましい環境を用意することができます。カップの深さは約110mmと、底からしっかりと混ぜやすいのが特徴です。
塩麹は約1週間~10日あれば出来上がり。肉や魚を漬け込んだり、野菜をマリネにしたり、その便利さと用途の幅広さはいうまでもありませんが、今回は塩麹を使ったレシピの中から、山形県の庄内地方で食べられている「塩納豆」をご紹介いたします。
「塩納豆」は冷蔵庫での食料の保存が難しかった時代に、家庭で作った納豆を塩漬けにして保存したのが始まりといわれ、ご飯のおともとして家庭でも作られています。地元のスーパーでは、袋詰めされた塩納豆もよく見かけます。納豆と塩麹、細く刻んだ昆布で手作りすることができ、熱々のご飯にもよく合いますので、塩麹を作られた際にはぜひお試しください。
[材料]
納豆(中~大粒のもの40g) 3パック
塩麹 小さじ1~2(塩麹の塩加減に合わせて調整)
甘酒(あれば) 小さじ1
切り昆布(納豆昆布) 適量
[作り方]
1. 切り昆布を塩麹・甘酒に漬けて戻しておく。
2. 納豆を混ぜる(たれとからしは入れない)。※たれとからしはほかの料理にお使いください。
3. 2に1を加えてよく混ぜる。
ささやか カップメンカップ
https://www.shokunin.com/jp/sasayaka/cupmencup.html
conte まかないボウル 130
https://www.shokunin.com/jp/conte/bowl.html
青龍窯 飯茶碗 大
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/chawan.html
参考資料
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/14216 (塩麹)
https://koizumipress.com/archives/4259
https://allabout.co.jp/gm/gc/390146/