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【春にんじんの季節】

春にんじんの季節です。春にんじんは徳島県が出荷量全国1位。冬の寒さに耐えて育った春にんじんは、通常のにんじんより甘くてやわらかいそうです。

アフガニスタンを原産地とするにんじんには、太く短い西洋系と、細長い東洋系があり、古くから薬や食用として栽培が行われてきました。日本で一般的に出回っているのは、ヨーロッパで品種改良された五寸にんじんと、16世紀に中国から伝わった金時にんじん(京にんじん)です。にんじんの主な栄養素には、目や肌の健康を保ち、動脈硬化の予防や免疫力を向上するβ-カロチン、高血圧を予防してくれるカリウム、整腸作用のある食物繊維などがあります。

千切りのにんじんを使った簡単な料理に「キャロット・ラペ」があります。「ラペ」とはフランス語で千切り、細切りを意味し、フランスの定番家庭料理です。千切りしたにんじんを塩で軽く漬けておいてから、オリーブオイルやマスタード、レモン汁、砂糖などで和えたものです。塩で漬け置くことでしんなりと食べやすく、レモンによってピクルスのような味わいが生まれます。

ほかににんじんの千切り料理といえば、沖縄の「にんじんしりしり」。千切りにしたにんじんを炒めて、玉子やツナと一緒に調理した郷土料理です。「しりしり」とは、沖縄の方言で「千切り」のことで、すりおろす時の「すりすり」という音から来たともいわれています。今では、しりしりを作る道具、すりおろす動作、出来上がった料理も指している言葉だそうです。β-カロチンは、油と一緒に料理することで生食の10倍に吸収が高まるので、「にんじんしりしり」は栄養をしっかりと吸収できる料理です。

ヨシタ手工業デザイン室のピーラーは3種類あります。通常のピーラーで、薄くスライスしたものを包丁でお好みの細さにしてもよし、大根サラダや金平ごぼうによくあるような太さを作れる千切りタイプに、包丁では難しい細さで切れる細千切りタイプもあります。キャロット・ラペには細千切りピーラーが、にんじんしりしりには千切りピーラーがおすすめです。どちらも鉛筆を削るように、にんじんを回しながら斜めに刃を当てると、スライスしやすいので、ぜひお試しください。

にんじんは、緑黄色野菜の王様ともいわれています。健康と美容に良いにんじん料理を、常備菜やお弁当のおかずの定番として普段から食べていきたいですね。

ヨシタ手工業デザイン室 ピーラー
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/peeler.html
白山陶器 5寸浅めん丼 青磁
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/mendon.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/ニンジン
https://ja.wikipedia.org/wiki/キャロットラペ
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_13_okinawa.html (レシピ)