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【せいろ蒸し】

忙しい日の家ご飯で手っ取り早く調理したいとき。野菜をはじめとした冷蔵庫に少しずつ余った食材を、まとめてセイロで蒸しておかずにすることがあります。火の通りにくいものを先に蒸し、火が通りやすいものは時間差で追加したりもしますが、大抵は全部一気に蒸し上げています。

せいろ蒸しにすると、意外なものの意外な味に驚かされることがあります。たとえば温かいいなり寿司の、ジューシーでどこかほっとする味。ソーセージが思いの外パリッとしたり、温泉の蒸気熱を利用した「地獄蒸し」をイメージさせる蒸し玉子や、甘みが増したようにも感じられるサツマイモ。食べるときはシンプルに塩だけでもよし、おすすめは塩麹や玉ねぎ麹をベースにし、オイル(またはラー油)とポン酢を混ぜたドレッシングです。

以下の材料は一例ですが、組み合わせ次第でお昼ご飯のおかずになったり、晩酌のおつまみだって一度に作ることができますので、セイロの大きさやその日の気分でいろいろ試してみてください。

(例)
殻をよく洗った玉子
シュウマイ
いなり寿司
ソーセージ
ミニトマト
ブロッコリー
サツマイモ
エリンギ
白菜

※蒸し時間10~12分

足立茂久商店は、今や新潟県唯一の老舗曲げ物工房。昔ながらの作り方をかたくなに守り、伝承された技を用いてセイロやふるいを作り続けています。わっぱセイロ5寸は、シュウマイや一人前のご飯の温め直しに。6寸なら本格的な蒸し料理にも。どちらのサイズも重ね用のセイロを使えば、2段にすることが可能です。今に生きる伝統の技を、ぜひご家庭でご堪能ください。

足立茂久商店 わっぱセイロ
https://www.shokunin.com/jp/adachi/seiro.html

参考資料
https://www.orangepage.net/shop/ec/posts/posts/4050
https://www.ienomistyle.com/trend/20210318-4850