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【春色の押し寿司】

春の色、といえば皆さんはどんな色を思い浮かべますか?桃や桜のやわらかい花びらの色、枝葉や草の若々しい緑、菜の花やタンポポの鮮やかな黄色、陽だまりのような橙。長い冬を終えての春は、世界が一段と光に包まれて、明るさを取り戻したような気分になります。日本には古くから草花などの天然染料で衣服を染めてきた歴史があり、自然に由来する色名が非常に多く、和歌や文学においても季節を表す色彩表現が豊かなのが特徴です。

そんな明るい季節ですから、スーパーに行っても何となく色の綺麗な食材が目に留まります。そこで、山一の押し寿司型をキャンバスに見立てて、春の色を散りばめた押し寿司を作ってみるのはいかがでしょうか?

「春色の押し寿司」は、白、オレンジ、緑、黄色の食材を使った、春らしいカラフルな押し寿司。ひな祭りなどの季節の行事や、ちょっとしたお祝い事、人が集まるパーティーにもおすすめです。いつものお寿司のように醤油とわさびでも、またマヨネーズを付けてもおいしく食べられます。

この週末は、全国的に春のような暖かい陽気が続くようです。ご家族やお友達と、食卓でも彩り豊かな「春」を楽しんでみてください。

[材料]
寿司用開き海老(ボイル) 6尾
玉子 2個
きゅうり 1本
大葉 8~10枚程度

酢飯:
米 1.5合
酢 大さじ2半
砂糖 大さじ1
塩 小さじ2/3
生姜の千切り 大さじ2

[作り方]
1. 玉子は、フライパンで薄く焼いてから巻いて千切りにし、錦糸玉子を作る。
2. きゅうりは縦半分に切り、真ん中の種の部分をスプーンで除き(水分が多いため。除いた部分はドレッシングなどに使用)、薄切りにする。塩少々(分量外)を振り、数分置いてから水分を絞る。大葉は千切りにする。
3. 生姜は薄く切ってから千切りにする。炊いたご飯に調味料と千切り生姜を合わせ、酢飯を作る。酢飯はうちわで扇ぎながら、全体を切るように混ぜ、人肌程度の温度まで冷ます。
4. 押し寿司型に、食べやすくカットした海老、きゅうりをバランスよく並べ、錦糸玉子を敷き詰める。
5. 4の上に寿司飯の半分をのせて、平らにならして押す。
6. 残ったきゅうりと大葉を並べて、残りの寿司飯をのせて押す。
7. ひっくり返してから切れ目に沿って切り分け、型から取り出す。

山一 押し寿司型
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/oshi.html

参考資料
https://kyotoliving.co.jp/topics/10393.html