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【小樽独特の焼肉文化】

北海道といえばジンギスカンが有名かと思いますが、もちろん焼肉もよく食べられています。

小樽市には、焼肉を食べ終わると独特のシメを注文する文化があります。普通はビビンバやアイス、クッパなどのメニューかと思いますが、小樽市民はみんな「スープ」を頼むのです。

このスープとは、わかめスープやテールスープのことではなく、先ほどまで焼肉を食べるのに使っていたタレに注ぐ出汁のこと。小樽では焼肉のタレを最後に飲むのが定番のシメ方なんです。これは小樽の老舗焼肉屋「三四郎」さんが発祥といわれており、肉のエキスで深みが増したタレを捨てるなんてもったいないと考えたのが始まり。今ではほとんどの焼肉屋で、スープを頼むと店員さんがポットを持ってきて注いでくれます。

おいしい肉の脂が溶けているこってりしたタレと、あっさりした出汁がちょうど良く混ざり合い、シメにぴったり。蕎麦湯を飲む感覚に似ているかもしれません。よく行くお店ではどこも無料で出してくださいます。

お店によって出汁の味が異なるので、小樽にお越しの際には、ぜひいろいろな焼肉屋さんで「スープお願いします!」と頼んでみてください。

小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html
焼肉 三四郎
https://goo.gl/maps/ckteK9fm54Hj1dyg7
大仁門(写真のお店)
https://goo.gl/maps/P6Wxw52Z9ZnXaoEK7

参考資料
http://www.winkel.co.jp/staff/8655.html