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【編み物】

時節柄、家で過ごす時間が増えた人も多いかと思います。今回はそんな家時間の楽しみ方の一つをご紹介いたします。

編み物が好きで、以前は手芸屋で新しい糸を買って編んでいたのですが、せっかく編んだのに使わなくなった小物や服が増えてしまったので、最近は自分が作ったものや、着なくなった既製のセーターなどを解いて、今の自分が欲しいものを編むようになりました。

先日も、昔母が着ていた、肩パッドの付いた古いデザインのセーターを、箪笥の奥から見つけました。デザインはともかく、シミもなく、毛糸が羊のようで可愛らしかったので、解いて編み直しています。昔の人が捨てずに大切に取っておいているものは、素材が上質なものが多いように思います。もしご自宅でそのようなものを見つけたら、思い切って解いて作り直してみてはいかがでしょうか?

実は何気なく作っているうちに腕が上がったようで、この間も電車の中で、見知らぬご婦人に「これあなたが作ったの?編み目が綺麗に揃っているしおしゃれね!」と褒められ、思わず笑みがこぼれて一日良い気持ちで過ごせました。

短かったり細い毛糸も、靴下の穴やシャツのシミをかわいく隠す、イギリス発祥の修繕の「ダーニング」に活用できるので、捨てずに挑戦してみてください。

銀座ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/ginza.html

参考資料
https://craftie.jp/style/article/22986