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【小樽のぱんじゅう】

小樽名物の庶民的なおやつ、「ぱんじゅう」をご存じでしょうか?ぱんじゅうは、皮が薄く、やや小さめの、今川焼き(北海道ではおやき)に似ているお菓子です。

明治時代、小樽港は国際貿易港に指定され、人や物の流通が多くなったことから、西洋文化が取り入れられるようになりました。その中でもパンは当時高価だったため、安価で馴染みのある饅頭と合わせた、リーズナブルな値段のパンのような饅頭「ぱんじゅう」が小樽で人気になったといわれています。

食べられるお店は小樽市内にいくつかございますが、今回は2000年創業の桑田屋をご紹介いたします。

本店は小樽運河浅草橋から程近い運河ターミナル内にあり、イートインスペースもあるため、その場で焼きたてのぱんじゅうを食べることができます。

桑田屋のぱんじゅうは、特に薄い皮と、たっぷり詰まった餡子やクリームが特徴です。一口サイズなので食べやすく、ついつい手が伸びてしまいます。

中身は定番の8種類と季節限定のものがありますが、おすすめはもちあんとクリーム。底を上にして食べるとこぼれにくく、より外側のカリカリ感を楽しむことができます。

温かいうちに食べるか、ご自宅で温め直して食べるとまた絶品です。小腹が空いたときや観光の小休憩でぜひ訪れてみてください。

ぱんじゅうの桑田屋
https://www.kuwataya.jp/
小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html