no title

1

【松乃屋の「僕のつけ麺!」】

1937年に開店した西陣の名店・松乃屋。うどんと定食が看板メニューで、地元住民はもちろん、たくさんの学生で毎日のようににぎわっており、なかでも大盛りのカツ丼は京都周辺の大盛りファンの間では有名な一品です。

先日、初めて食べた「油かすと豚肉のつけ麺(キャッチコピーは“僕のつけ麺!”)」がとてもおいしく、「家でつけ麺もいいなぁ」と思い、早速写真を頼りに作ってみました。玉ねぎと豚肉に味が染み込むまで煮込んだつけダレを熱々にして、うどんはそれとは対照的にしっかりと氷水でしめます。今日は雪の舞う冬の京都、寒い台所で氷水に挑んだのは、このうどんを「かなまり 深」に盛り付けて食べてみたかったからです。銀色が美しい錫のボウルに、きりっと引き締まった白いうどん、想像するだけで似合いそうです。

深さのあるかなまりは、4玉のうどん(約720g)も写真のとおり余裕を持って盛り付けることができますので、ご自宅で大盛りのつけ麺を食べてみたいときにいちおしの器です。つけダレは青龍窯のどんぶり碗にこちらもたっぷりとどうぞ。自宅でつけ麺、お腹いっぱいになるまで楽しむことができました。

「かなまり」は鋳物ではなく、職人の手によって、一つ一つ錫の板を型に打ち付けて形作られています。厚みがあるので程よい重厚感があると同時に、手仕事ならではの味わいが感じられる贅沢な器です。サラダにフルーツ、そしてパスタやうどん、そうめんなどの麺類にも。職人の技を感じながら、楽しい食事の時間を過ごしていただけるのではないでしょうか?現在、三条ショールームと若松ショールームに実物がございますので、お立ち寄りの際にはぜひご覧くださいませ。

大寺幸八郎商店 かなまり 深
https://www.shokunin.com/jp/otera/kanamari.html
青龍窯 どんぶり碗
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/donburi.html
ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/
松乃家
https://goo.gl/maps/8NBbA4VKbWWZ5cdW8
記事:「となりの人間国宝さん」級の名店、松乃家
https://jp.shokunin.com/archives/52010595.html

参考資料
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=4&tourism_id=2492
https://cookpad.com/recipe/7402757 (参考レシピ)