
【とりむね肉の老抽炒め】
色が濃く、主に煮込み料理などでツヤやコクを出すために使われる中国の濃口醤油「老抽(ラオチョウ)」。黒チャーハンやスペアリブの煮込みなどで使っていますが、今日は炒めたとりむね肉の味付けに使用してみました。
あっさりとしたとりむね肉に、少し濃い目のこってりした味付け。そのバランスを取るのが、たっぷりの鬼おろしです。大根をおろす前は「ちょっと多いかな」ぐらいの量でも、そのおいしさに、あっという間に食べきってしまうから不思議です。そのまま食べてももちろんおいしいのですが、白いご飯にのせるのも大変おすすめ。今日も一つ、新しいどんぶりに出会えたという喜びに満ちたお昼ご飯になりました。
大根には、胃炎やアレルギー疾患の予防や改善に効果がある成分が含まれており、特に生の状態で食べることでその効力が強く発揮されるそうです。また、辛み成分である「イソチオシアネート」は、インフルエンザウイルスや風邪の菌を除去してくれる効果が期待され、これからの季節には強い味方です。今日は野菜をたくさん食べたいな、ちょっと野菜が足りないかもしれないな、という日はぜひ大根を鬼おろしでおろしてみてください。
[材料(2人分)]
とりむね肉 1枚
(下味)
塩 少々
砂糖 少々
酒 少々
生姜 1かけ
にんにく 1かけ
花椒(あれば) 少々
油 適量
老抽(ラオチョウ) 大さじ1
大根 適量
ねぎの青い部分 少々
[作り方]
1. とりむね肉にフォークで穴を開け、塩、砂糖、酒、すりおろした生姜とにんにくを揉み込んで下味を付ける。
2. 1を大きめの一口大に切る。
3. 大根は鬼おろしでおろし、ねぎの青い部分は斜め薄切りにする。
4. フライパンに油と花椒(あれば)を入れ、花椒の香りが出たらとりむね肉を加え、中火~強火でしっかりと炒める。
5. 老抽を回しがけ、全体に味が行き渡るようによく混ぜる。
6. 器に盛り付け、3をかけて出来上がり。
青龍窯 浅鉢
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/hachi.html
鹿児島竹製品 鬼おろし
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ジャパンポーレックス セラミックおろし 小
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木屋 薬味寄せ
https://www.shokunin.com/jp/kiya/yakumi.html
参考資料
https://toyokeizai.net/articles/-/105153