no title

1

2

3

4

【福岡県の居酒屋定番メニュー、山芋鉄板】

「山芋鉄板」と聞いて、どのような料理を想像されるでしょうか?福岡県民であれば誰もが知る料理で、熱々の鉄板の上にすりおろした山芋が焼かれ、かつお節やねぎなどがのり、出汁が効いた山芋はフワフワでトロトロな食感の居酒屋定番メニューの一つです。

生まれも育ちも福岡県一家の我が家では、子供の頃から食卓に出ていて、週末に父が作る得意料理として楽しみにしていました。この山芋鉄板は福岡県の屋台が発祥とされていて、居酒屋や焼き鳥屋には必ずと言っていいほどメニューにあり、ソースやマヨネーズをかけたものやチーズをのせたものなど、お店の特色を出した山芋鉄板も見かけます。個人的にはシンプルに出汁を感じる定番中の定番の食べ方をおすすめします。九州では飛び魚からとる「あごだし」が馴染み深く家庭でもよく使われているため、あごだしの山芋鉄板は家庭の味でもあり、格別です。

通常はすりおろして「とろろ」状にした山芋で作りますが、鬼おろしを使うと、程よく食感の残る部分ととろろの部分がバランスよくおろせました。一年中手に入りやすい長芋は水分も多く、ほぼ力を入れずに軽く手前に引くだけで、あっという間におろせます。材料もシンプルで、一品追加にさっと作れるところも魅力です。

小笠原陸兆のフライパンは、2人分の山芋鉄板を作るのにちょうど良いサイズです。鉄製なので、焼き加減も火から下ろすタイミングで調整でき、食卓で最後まで熱々で食べられるため、ご自宅で福岡の居酒屋気分を味わってみてはいかがでしょうか?

山芋鉄板 2人分

[材料]
山芋(長芋) 200g
玉子 1個
めんつゆ(または白だし) 大さじ1
油または胡麻油 適量
かつお節、ねぎ、刻み海苔 お好みの量

[作り方]
1. 山芋をおろす。
2. ボウルにおろした山芋、玉子、出汁つゆを入れよく混ぜ合わせる。
3. 鉄板を熱し、油を入れ2を流し入れ中火にかける。
4. 表面の外側から中央にかけて固まってきたらほぼ完成。弱火にし、お好みの焼き上がりで火から下ろします。片面のみ焼くとふわとろ、両面焼くとカリふわな食感になります。
5. かつお節、ねぎ、刻み海苔をお好みの量かけてお召し上がりください。

鹿児島竹製品 鬼おろし
https://www.shokunin.com/jp/kagoshima/onioroshi.html
conte まかないボウル130
https://www.shokunin.com/jp/conte/bowl.html
小笠原陸兆 フライパン
https://www.shokunin.com/jp/rikucho/fryingpan.html