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【きんぴら】

ニンジン、赤唐辛子、醤油、酒、砂糖、そして少しの油があれば誰でも簡単にできる和食があります。それが「きんぴら」。もともとはごぼうを使って作る料理で、江戸時代後半には庶民の家庭料理として定着しました。現在でも全国の食卓はもちろん、スーパーのお惣菜コーナー、コンビニなどでも買うことができ、おせち料理やお祝い事にも使われる人気の献立です。

「きんぴら」というどこかユニークな響きの名前。実は江戸時代に上演され人気となった古浄瑠璃、「金平浄瑠璃」の主人公である「坂田金平」に由来しているといわれています。坂田、と聞いて思い出す物語の主人公はいませんか?そう、坂田金平は、金太郎で有名な坂田金時の息子であるという設定で、ごぼうの歯ごたえのあるしっかりとした食感や、ピリッと辛い唐辛子を坂田金平の強さに重ね、それから「きんぴらごぼう」の名前が付いたとされています。

きんぴらは砂糖や醤油を使い、濃い味付けで作るため、保存性が高いことも特徴です。ごぼうから始まったきんぴらは、昭和の後半まで「ごぼうとニンジン」を使って作るのが定番でしたが、近年はニンジンのみやレンコン、大根など、歯ごたえのある根菜類を炒め、甘辛く味付けたものを「きんぴら」と称するようになりました。

ヨシタ手工業デザイン室の千切りピーラーを使えば、きんぴらにぴったりな千切りを簡単に作ることができます。定番の和食を少しお手軽に。ぜひお試しくださいませ。

[材料]
ニンジン 1本
赤唐辛子 1/2本
○水 1/3カップ
○醤油 大さじ1
○砂糖 大さじ1
○酒 大さじ1
油または胡麻油 大さじ1
白胡麻 少々

[作り方]
1. ニンジンを千切りピーラーで千切りにする。
2. 鍋に油と赤唐辛子を入れて火にかけ、香りが出たらニンジンを炒める。
3. ○を合わせて2に加える。汁が少なくなるまで煮詰め、火を消して少し置いて味をなじませる。
4. 器に入れ、お好みで白胡麻を振りかける。

ヨシタ手工業デザイン室 千切りピーラー
https://www.shokunin.com/jp/yoshita/peeler.html
conte やくさじ 15ml
https://www.shokunin.com/jp/conte/yakusaji.html
安比塗漆器工房 6寸平鉢
https://www.shokunin.com/jp/appi/bowl.html
青龍窯 小鉢 大
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/kobachi.html
柳宗理 ステンレスボール 23cm
https://www.shokunin.com/jp/yanagisori/bowl.html
大久保ハウス木工舎 木のへら
https://www.shokunin.com/jp/okubo/hera.html
山田工業所 打出し片手鍋 大
https://www.shokunin.com/jp/yamada/

参考資料
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_27_tokyo.html
https://www.kurashiru.com/recipes/8528d77b-0cac-4a5d-9a59-4bc23650e929