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【全面無塗装・曲げわっぱのお弁当】

内側も外側も白木でできた曲げわっぱのお弁当箱。当店から栗久に製作をお願いしている特別な商品です。

曲げわっぱは、冷蔵庫や電気炊飯器ができる前に、いかにご飯をおいしく、できるだけ長い時間保存できるかを考えて作られた、先人の知恵が詰まった暮らしの道具です。炊きたてのご飯やおかずの粗熱と余分な湿気を取り除き、より一層おいしくしてくれます。また、杉の殺菌効果により食べ物が痛みにくく、冷めてもおいしさを保ってくれます。

大館曲げわっぱの起こりは、きこりが木目が平行に通った杉を使って曲げ物を作ったのが始まりとされています。大館地方の豊富な山林資源は藩政時代の藩の財政を潤し、大館曲げわっぱは武士の内職としても推奨されました。曲げわっぱは秋田から山形の酒田、新潟、そして関東へと運ばれ、江戸時代末期から近代にかけては、職人たちがその技法を受け継いでいきます。

栗久の6代目栗盛俊二氏は、グッドデザイン賞を17回も受賞されています。俊二氏のインタビューからは、「完璧」と称するほど、先代のお父様への敬意を強く感じることができます。そんな5代目である父親の教えを引き継ぎ、伝統を守りながら、更なる進化を目指してわっぱを作られています。

無塗装の曲げわっぱのお弁当箱は、内側も外側も白木のままなので、味わい深く経年変化いたします。また、曲げわっぱのおひつと同じように、粗熱と余分な湿気を取った、秋田杉の香りがするおいしいご飯が食べられます。数量に限りがございますので、ご希望の方はぜひお早めにご注文くださいませ。

栗久 曲げわっぱのお弁当箱(無塗装)
https://www.shokunin.com/jp/kurikyu/mutosou.html
インタビューページ
https://www.shokunin.com/jp/kurikyu/

参考資料
https://odate-magewappa.com/history/