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【ニッコーの柳宗理ボーンチャイナ】

ボーンチャイナは18世紀頃にロンドンで発明された、乳白色で肌触りの滑らかさが特徴の、磁器の一つです。
当時のイギリスでは入手が難しかった中国磁器で使われる白色粘土の代用として、
牛の骨灰を粘土に混ぜて製作したことからボーン(骨)チャイナ(磁器)という名前が付きました。
ウェッジウッドやノリタケなども、ボーンチャイナに入ります。
一般的な磁器に比べると強度があるので、薄く作ることができて透光性を持たせることができます。

柳宗理は、1948年頃に白い陶器の「松村硬質陶器シリーズ」を作ります。
今では広く浸透している、模様のない白い陶器や磁器は、当時の人々にとってあまりに斬新すぎたためか、不評だったようです。
N型ポットは、柳の1952年に発表されたデザインです。
潔いほどシンプルに見えて、洗練されたデザインのN型シリーズは、新聞や雑誌で取り上げられ、人気に火がついたそうです。

まだ日本にデザインという言葉が知られていなかった頃から時代に先駆けたものを作りました。
ポットは1100cc、クリーマーは380ccと、たっぷり入ります。
ぷっくりとした可愛らしいフォルムと、ボーンチャイナならではのうっすらと光が通る様も美しく、見ているだけで楽しめます。

ニッコー 柳宗理ボーンチャイナ(残りわずかのため時間差で売り切れの際はご容赦くださいませ)
https://www.shokunin.com/jp/nikko/

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/ボーンチャイナ
https://yanagi-design.or.jp/works_groups/3299/