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【今が旬の深谷ねぎ】

埼玉県深谷市で生産されている「深谷ねぎ」は、収穫の時期によって「春ねぎ」「夏ねぎ」「秋冬ねぎ」と分類されますが、その中でも12月頃から出荷される「秋冬ねぎ」が一番の旬といわれています。

深谷市は利根川右岸の北郷と呼ばれる肥沃な沖積地帯で、長い日照時間に加えて、冬には赤城山から冷たい赤城おろしが吹き抜けます。それら自然の恩恵を受けた深谷ねぎは、繊維がきめ細かくて糖度が高く、白根部分が大きいのが特徴です。

「深谷ねぎ」を使った郷土料理に「ねぎぬた」という料理があり、昔は冠婚葬祭に欠かせない料理でした。「ぬた」とは酢と味噌で和えた料理のことを指します。学校給食のメニューにも登場しますが、少し大人な味のため苦手な生徒も多かったようです。その反面、箸休めやお酒の肴には最適な献立です。また、ねぎには体を温めたり、免疫力を高める効果があり、風邪予防にも最適な野菜です。

ねぎぬたは、ねぎをさっと茹で、調味料と和えるだけで簡単に作ることができます。茹でたあとの湯切りには、柳宗理のパンチングストレーナー使うと大変便利です。甘い冬のねぎを見つけたら、ぜひ一度お試しくださいませ。

柳宗理 パンチングストレーナー
https://www.shokunin.com/jp/yanagisori/bowl.html

参考資料
http://www.city.fukaya.saitama.jp/kanko/tokusan/fukayanegi/1391492634591.html
https://www.zojirushi.co.jp/usual/local/30.html (レシピ)