



大麻と苧麻は縄文時代から人々の生活の中心にあった効能高い植物で、神社の鈴縄やしめ縄として使われたり、「聖なる植物」として神事に欠かせないものだったようです。木綿が大量生産されるようになったのは江戸時代に入ってから。大麻は夏は涼しく保温性もあるため、一年中着られた日常着でした。
「Life is beautiful : 衣・食植・住」展では、古い大麻布などの使い込まれたコレクションを見ることができます。その場所での暮らしや変化する素材の様子に触発されます。明日までの展示ですので、渋谷近郊の方はぜひ訪れてみてください。
「Life is beautiful : 衣・食植・住」展(2021年11月30日まで)
https://gyre-omotesando.com/artandgallery/life-is-beautiful/
岡井麻布商店 古代麻てぬぐい
https://www.shokunin.com/jp/okai/tenugui.html