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【牛肉のしぐれ煮ちらし】

「時雨(しぐれ)」とは、秋から冬へと季節が変わる頃、時折ぱらりと降ってはさっと止んだりする気まぐれな通り雨のことを指します。その雨の名前を冠した「しぐれ煮」は、通り雨のようにさまざまな風味が口の中を通り過ぎていく様子に見立てて名付けられた、という話を耳にしました。

物を本来の姿ではなく別の物であるかのように表現する、という「見立て」は、平安時代中期の『古今和歌集』の時代に、和歌の技法として著しく発展したといわれています。普段何気なく作る料理の名前にも、古くからの巧みな表現技法が使われていると知り、口に運んだしぐれ煮が何だかとても風流な味に感じられました。

濃厚な牛肉の味、大地を思わせるゴボウの香り、ピリッとスパイシーな生姜の風味。牛肉のしぐれ煮は、ちらし寿司のメイン食材としてもおすすめです。山一のすし飯台は、2人~4人分のちらし寿司をお作りいただくのに大変便利です。出来上がったちらし寿司は、あっという間に食べ切ってしまうこともしばしば。食卓に登場してから食べ切るまでの時間も、時雨が降る短いひとときに似ているような気がします。

山一 すし飯台
https://www.shokunin.com/jp/yamaichi/sushi.html

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E9%9B%A8%E7%85%AE
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2731
https://delishkitchen.tv/recipes/204120627995477226 (レシピ・ゴボウを加えました)