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大阪大学大学院に在学中のスタッフに教えてもらった、大阪大学の名物「天津麻婆丼」。大阪大学豊中キャンパスにある図書館下食堂の人気メニューだそうです。昨年末には、「16円値上げされたにもかかわらず、豆腐の数が減った」と、値上げ前後の豆腐の数の調査を基に熱意ある疑問を呈した大学院生の「ひとことカード」がメディアに取り上げられるなど話題になりました。

天津飯と麻婆豆腐といえば、どちらも日本で広く食べられている中華料理の定番ですが、実は中国には天津飯という料理が存在しません。日本で生まれた天津飯と、四川省・成都で生まれた麻婆豆腐が組み合わされ、日本を代表する国立大学の食堂で人気を博していることに、他文化から良いものを受け入れて自分たちなりのアレンジを加えていくという日本人の長所・強みが見て取れます。

早速、大阪大学生協が公開しているレシピで天津麻婆丼を作ってみました。白山陶器の5寸深めん丼に盛ったご飯に、玉子3個を使った玉子焼き、中華あん、そして麻婆豆腐をたっぷりとかけます。迫力あるボリューム、ピリッと辛い麻婆豆腐、ふんわりとろける天津飯の絶妙なコンビネーション。一日平均で約450皿売れる一番人気のメニューというのも納得の美味しさでした。

暑い日の料理は大変ですが、その分達成感に満ち溢れています。ぜひお試しくださいませ。

白山陶器 5寸深めん丼 白磁千段
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/mendon.html
山田工業所 打出し片手鍋 大
https://www.shokunin.com/jp/yamada/

参考資料
https://bit.ly/3xXcKw2
https://twitter.com/handai_fs/status/1276404418728976384 (レシピ)