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1926年に柳宗悦氏、河井寛次郎氏、濱田庄司氏らによって提唱された生活文化運動、民藝運動。

柳氏たちは、職人の作った生活道具には美術品に負けない美しさがあると唱え、
美は生活の中にあると語りました。
そして、各地の風土から生まれ、生活に根ざした民藝には、用に則した「健全な美」が宿っていると主張し、
工業化により失われてゆく手仕事の文化を案じて警鐘を鳴らしました。

沖縄の奥原硝子製造所は戦後の物資不足で原料がなかった時代に、アメリカ兵が捨てるソーダ瓶に着目。
廃瓶を細かく砕き、溶かして成形した再生ガラスの製品を作りました。
こうした琉球ガラスは、民藝活動家の一人、陶芸家の濱田庄司氏の目に留まり、
全国的に知られるようになります。

ペリカンピッチャーは、イタリア生まれの果汁水差しを、
倉敷民芸館の館長だった外村吉之助氏が著書『少年民藝館』にて紹介し、
奥原硝子製造所の工場長であった桃原正男氏により復元されました。
製作を依頼したのは鎌倉の民藝店・もやい工藝の久野恵一氏でした。

奥原硝子製造所では現在も窓ガラスなどを原料とした再生ガラスの使用にこだわり、
ものづくりを続けています。

奥原硝子製造所 ペリカンピッチャー
https://www.shokunin.com/jp/okuhara/pelican.html
奥原硝子製造所 コップ
https://www.shokunin.com/jp/okuhara/kop.html

参考資料:
https://www.nihon-mingeikyoukai.jp/about/
https://kogeikan.jp/?p=1145
https://www.yaora.jp/shopbrand/okinawa_glass
http://teshigoto.jp/excellent_article/20040602.html