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饗宴の儀 ボンボニエール

菓子器「ボンボニエール」(日

【金平糖の歴史と緑寿庵清水】

ポルトガル語の「confeito(コンフェイト・砂糖菓子)」に由来する「金平糖」は、
キリスト教の宣教師や貿易商人らにより、1546年にポルトガルからもたらされたといわれています。

戦国武将として名を馳せた織田信長も、キリスト教の宣教師からフラスコに入った金平糖を献上されたと、
当時信長に謁見した宣教師の書簡から知ることができます。

伝来直後その製法は一切秘密とされ、公家や身分の高い武士しか口にできないものでしたが、
鎖国後の江戸時代に長崎で製造されるようになってからは、
京都や江戸にもその製法が伝わり、やがて町人などにも親しまれるようになりました。

1847年に京都の百万遍に創業した緑寿庵清水は、日本で唯一の金平糖専門店。
レシピがなく、天候や気温に合わせて釜の角度や温度を調整し、
釜の中から聞こえる金平糖の音を頼りに状態を見極めていく金平糖作りは一子相伝の技です。
現在60種類を超える金平糖を熟練の職人が手作りされています。
作り始めてから出来上がるまで2週間かかります。

2017年末には東京銀座にも「銀座 緑寿庵清水」をオープン。
金平糖は皇室との結びつきも強く、
明治以降、皇室の御慶事の引き出物として定番になった銀のボンボニエールにも
丹精込めて作られた金平糖が納められています。

職人.com銀座ショールームの隣に本店を構える1880年創業の宮本商行も、
長年にわたりボンボニエールの製作に関わってきました。
2019年10月22日に行われた饗宴の儀では、令和初のボンボニエールの製作を担当され、
緑寿庵清水の金平糖を納めたボンボニエールが外国の元首や王族などに記念品として贈呈されました。

結婚式や銀婚式、還暦祝いなど、大切な人への贈り物として、
銀のボンボニエールに金平糖を入れて贈ってみるのはいかがでしょうか。
きっと生涯忘れられない贈り物になることでしょう。

宮本商行 ボンボニエール
https://www.shokunin.com/jp/miyamoto/bon.html

参考資料:
http://www.konpeito.co.jp/shouhin.html
https://ryokujuan-ginza.shopinfo.jp/
https://bit.ly/33O1HZ9
https://bit.ly/2JIo778