2025年11月

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【城崎温泉】

兵庫県の日本海側に位置する関西有数の温泉街、「城崎温泉」。11月頭に今年のカニ漁が解禁し、全国からカニを求めて人々が集うこの季節に、城崎温泉を訪れました。

京都から特急に揺られること、約2時間半。ひんやりと澄み渡った空気に紅葉に染まり始めた山々、立ち並ぶ木造建築に川沿いの柳並木が美しい、古き良き温泉街が出迎えてくれました。道智上人が開湯してから、2020年に開湯1300年を迎えた城崎温泉。その魅力は、なんと言っても「外湯めぐり」の文化です。旅館の中にあるお風呂のことを「内湯」、外にある共同浴場のことを「外湯」といい、宿泊者は温泉街にある7つの外湯を無料で利用できます。数ある日本の温泉地の中でも、これだけ近接した場所に趣向の違う大浴場がある場所は、なかなかないでしょう。

昼から夜にかけての灯りと街並み、夕暮れ時から各旅館の浴衣を身にまとい、そぞろ歩く人々。その風情あり余るムードの中、天下一と称された「一の湯」や、解放感あふれる露天風呂が特徴的な「御所の湯」などの外湯をはしごし、湯めぐりの楽しさを噛み締めました。夕食後の時間帯、20時や21時ごろになるとさらに温泉街は活気づき、湯上がりにソフトクリームを食べたり、地ビールで乾杯したり、お土産を見たりと、夢見心地で夜の温泉街を散策することができます。

また、長い歴史を持つ城崎温泉は、平安時代から歌に詠まれ、文豪・志賀直哉をはじめ多くの文人に愛された湯治場でもあります。志賀直哉が滞在中の出来事を書いた『城の崎にて』(1917年発刊)は、志賀作品を代表する短編として今なお多くの人に読み継がれています。1996年に開館した「城崎文芸館」は、オープンから20周年を迎えた2016年に大幅にリニューアル。モダンな館内で、白樺派の作家たちの城崎の町や人との関わりや、入浴券の変遷や北但大震災からの復興の歩みなどを学ぶことができ、訪れてよかったスポットです。

冬の城崎温泉といえば、忘れてはいけないのがカニ。山陰では、雄のズワイガニは「松葉ガニ」、雌のズワイガニは「コッペガニ」や「セコガニ」と呼ばれています。旅館でいただいた茹でカニは、まさに新鮮そのもの。カニ本来の、上品なうまみを味わいました。温泉街にもカニ料理を出すお店がよりどりみどりですが、この時期に城崎温泉を訪れたらぜひ食べていただきたいのが、メイン通りから外れた小川沿いにある「OFF KINOSAKI」のセコガニのトマトクリームパスタ。口の中が天国になりました。

そのあたりはいくつか新しいお店が立ち並ぶエリアで、OFFの数軒隣にある「PARADI」は、上質な焼き菓子やペイストリーを販売するお店。かぼちゃのキッシュやマロンパイなど、どれも絶品で、帰りの特急で食べるおやつの調達にもってこい。カニだけでなく、但馬牛でも有名な城崎。城崎温泉駅前にある「Kinosaki Burger」で、肉肉しい但馬牛のハンバーガーをランチに食べるのも、捨てがたいですね。

かなり見どころ、楽しみどころ、食べどころの多かった城崎温泉。人の多さも程よく、十二分に満喫することができたので、すでに来年の冬も訪れたいな…と夢見ている近ごろです。

城崎温泉
https://maps.app.goo.gl/NtDRiZ44A9r73Y2u7
城崎文芸館
https://maps.app.goo.gl/2qtm9hSeYx8M8Umt9
OFF KINOSAKI
https://maps.app.goo.gl/xbWrtWHbvBXEAWyT6
PARADI
https://maps.app.goo.gl/w67tdTwvj8H3umNc6
Kinosaki Burger
https://maps.app.goo.gl/NtDRiZ44A9r73Y2u7

参考資料
https://kinosaki-spa.gr.jp/
https://kinobun.jp/
https://toyooka-tourism.com/kinosaki/

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三連休をいかがお過ごしでしょうか?小樽では昨日より、安比塗漆器工房の器をいくつか展示しております。当店ショールームは月曜日までそれぞれ営業日どおりですので、お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/

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【スペアリブで台湾の排骨飯】

先日、スーパーで割引になっていた豚のスペアリブを運良く手に入れることができました。骨付きの肉を自宅で調理することはあまりないのですが、スペアリブなら台湾の排骨飯(パイコーハン)を作ることができる!と早速調理を開始したところで、いつも使っているオイスターソースとにんにくが切れてしまっていることに気が付きました。

しかし、そんなことで排骨飯を諦めたくはありません。そこで、オイスターソースは豆板醤に、にんにくは少しだけ残っていたスライスの乾燥にんにくで代用して作ってみることに。せっかくならボリュームアップと旨味を追加すべく、大きめにカットした椎茸も加えてみました。

台湾の定番ご飯の一つ「排骨飯」は、下味をつけた豚肉を色よく調理し、醤油ベースのタレでふっくらと煮含め、ご飯の上に盛りつけた一品です。五香粉(ウーシャンフェン)のスパイスがふわりと香り、思わずお腹が鳴ってしまうような魅力があります。日本で例えるなら、気取らないおいしさで皆に愛されるカツ丼のような存在でしょうか。台湾では屋台フードとしても、駅弁としてもおなじみで、日常の中にしっかり根付いた存在です。

付け合わせは、味の染みた煮玉子、ぽりっとした食感のたくあん、彩りの青菜。ジューシーで柔らかな豚肉と、タレが染み込んだご飯の組み合わせは、思わず箸が止まらなくなるおいしさ。素朴でありながら、しみじみ幸せを感じるような一杯です。

作り方は、下味の調味液を揉み込んで少し置き、あとは鍋でじっくりと30分煮込むだけ。スペアリブは1.5~2cmくらいの厚さにカットしているので、味のしみ込みも早く、柔らかくジューシーに仕上がります。ほかほかのご飯に煮上がったスペアリブをたっぷり盛り付けたら、冷蔵庫にあった高菜の漬物と、辛子を添えて出来上がり。とろみのあるタレに豚肉の味が溶け込んで、それが白いご飯にどこまでも合います。ぜひご自宅でお試しください。

排骨飯

[材料]
ご飯
スペアリブ 約350g
椎茸 中2~3個
高菜の漬物 適量
煮玉子 お好みで
辛子 お好みで

(調味液)
◯醤油 小さじ1
◯豆板醤 小さじ1
◯おろし生姜 少々
◯黒胡椒 少々
片栗粉 大さじ1

(煮込みダレ)
水 200ml
醤油 大さじ1.5
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1~2
スライス生姜 少々
スライスにんにく 少々
黒胡椒 少々
八角 1~2かけ
五香粉 少々

[作り方]
1. スペアリブを1.5〜2cm程度の厚みに切り、調味液の◯をまぶして10分置く。
2. 1に片栗粉をまぶし、油(分量外)で表面を色よく焼く。
3. 鍋にスペアリブと椎茸、煮込みダレの材料(五香粉以外)を入れて加熱する。
4. 沸騰したら弱火にし、蓋をして約25〜30分煮込む。
5. 蓋を取り五香粉を入れ、タレが少なくなってとろみがついたら出来上がり。
6. ご飯を盛り、スペアリブと高菜の漬物、辛子、お好みで煮玉子をトッピングする。

白山陶器 平茶碗
https://www.shokunin.com/jp/hakusan/hirachawan.html
青龍窯 鉢
https://www.shokunin.com/jp/seiryu/hachi.html
安比塗漆器工房 3.8寸汁椀
https://www.shokunin.com/jp/appi/wan.html
conte やくさじ 15ml
https://www.shokunin.com/jp/conte/yakusaji.html
和田助製作所 クッキング&サービングスプーン
https://www.shokunin.com/jp/wadasuke/spoon.html

参考資料
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1950009055 (参考レシピ)
https://delishkitchen.tv/articles/2310