

【うちわを扇いで涼を楽しむ】
どなたにもなじみのある季節の道具「うちわ」。その歴史は非常に古く、奈良・高松塚古墳の壁画にも描かれており、飛鳥時代には中国から日本へ伝わったといわれています。当時は神事や朝廷の儀式で使われ、高貴な方の顔にかざすためなどに用いられました。江戸時代になると庶民へも広がり、涼をとる道具として愛され、邪気をはらう縁起物として贈り物にも好まれました。
このうちわ、涼をとりたいときにはコツがあるようです。それは「ゆっくり大きく扇ぐ」のだそうです。暑いときにはつい速く小さく扇いでしまいがちなので、意識してみようと思います。そもそも、なぜうちわで扇ぐと涼しくなれるのでしょうか?ポイントは汗。汗が蒸発するには体の表面の熱を奪う必要があり、うちわはこの熱を奪うことを助け、体温を下げるのです。暑いときの体は水蒸気に覆われており、汗が水蒸気に変化しづらい状態ですが、うちわの風によって覆っている水蒸気を飛ばすことで汗が蒸発しやすくなり、体の熱も逃げやすくなります。大きくゆっくり扇ぐことで可動域は広がり、水蒸気を効率よく飛ばすことができるのです。
そしてもう一つのコツは、左右でなく「上下に扇ぐ」こと。冷たい空気は重く、下にあるので、下から上へ冷たい風を送ると涼しくなりやすいそうです。二つのちょっとしたコツ、扇ぐときにぜひ思い出してみてくださいね。
我が家では台所に小さなうちわを常備していて、下準備にもとても重宝しています。これは近所のおにぎり屋さんで、好きなスタンプを押していいよと、幼かった子どもへのお土産に頂いた思い出のうちわ。小回りの利くミニサイズはとても使い勝手がよく、台所が定位置となりました。
当店では、味わい深いすてきなうちわをご紹介しております。お好みのサイズや形をお選びいただくのもお楽しみのひとつです。ぜひショールームやオンラインストアで、季節の道具をご覧ください。
栗川商店 渋うちわ
https://www.shokunin.com/jp/kurikawa/
ショールームのご案内
https://www.shokunin.com/jp/showroom/
参考資料
https://souda-kyoto.jp/blog/01120.html
https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2024/07/04/32479.html



